✳️【南北戦争】
南北戦争はアメリカと他国との戦争ではなく、内戦であったため、戦時下においても南北の関係が完全に途絶することはありませんでした。たとえば、北部は南部で生産される綿を必要としていましたし、南部は北部から工業製品やコーヒーを購入していました。
ただし、建前としては南部のアメリカ連合国は、あくまでも北部アメリカ合衆国から見れば叛逆者集団ですから、公然と“貿易”をおこなうわけにはいきません。そこで、南北を往来する密輸業者が暗躍することになり、ユダヤ人の商業ネットワークが力を発揮しました。(中略)
また、1837年にロスチャイルド家の代理人としてニューヨークに派遣されたオーガスト・ベルモントは、渡米後ほどなくしてアメリカのユダヤ人社会とは疎遠になり、1849年にはマシュー・ペリー(黒船で浦賀にやってきた、あの提督です)の娘と結婚しました。南北戦争中、彼は、終始一貫、リンカーン大統領に忠誠を尽くし、1864年の大統領選挙ではリンカーン陣営に多額の献金をおこないましたが、その彼に対しても、一部の新聞は「密かに南部を支持するユダヤ人銀行家」との中傷記事を掲載しています。このことは、当時のアメリカ社会(の一部)のユダヤ人に対する偏見を示す興味深い例です。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
✔️【真相〈南北戦争がロスチャイルドの陰謀で起きたとビスマルクが断言している〉】
1921年3月のフランスの新聞〈ラ・ヴィエーユ・フランス〉に、あの鉄血宰相オットー・フォン・ビスマルクの言葉が掲載されたことがあります。
それはこのようなものです。
「アメリカを2つの連邦に分割することは、ロスチャイルドによって南北戦争のずっと前に決められていた。ロスチャイルドはアメリカを2つの弱小民主国家に変え、ユダヤ人銀行家が資金を貸して自給自足の国にすれば大儲けできると読んだ」
南北戦争もロスチャイルド(ユダヤ)の陰謀だったというわけなのです。
ところで、前述のビスマルクの言葉は大変有名なものなのですが、なぜ内藤陽介はこの程度のことを知らないのか謎は尽きません……。
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