オカルト伝説は事実である【対話篇】

砂に埋れ、誰にも気づかれずにいる世界の真実を見つけ出すブログです。

「プラトンのアトランティス伝説は歪められている」の真相

2024-10-05 19:30:47 | 超古代文明

 
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
 
クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。
 
クラウディア「ASIOSの本城達也さんが『謎解き超常現象』という本の中でこんなことを言っているわよ」
 
 〈さて、ここまでアトランティスについて懐疑的な情報を紹介してきた。ところが、こういった情報は一般には広まらないようだ。「ロマン」の名のもとに事実は無視されることが多い。
 
 今やプラトンの書いたアトランティス伝説は彼のもとを離れ、完全に別物としか言いようがないほど歪められたあとに、まるで事実であるかのごとく吹聴されることもしばしばである。
 
 しかし私は思うのだ。本当にロマンを求めるなら、原典すら読まず、これまでの調査の結果判明している多くの事実を無視したり、都合のいい部分だけを切り貼りしたりするような行為はやめるべきだと。
 
 これまでどんなことがわかり、なにがわかっていないのか。そしてなにが事実で、なにが嘘なのか。まずそれらをきちんと選り分け理解することが、遠回りなようでいて、実は真実への1番の近道になるのだと思う。〉
 
メシア「でも本城さんって、ヨーロッパウナギ、ビミニロード、ティラ島説など、どうでもいいことばかり書いていて、アトランティス伝説を語るうえでぜったいに避けて通れないはずのクロマニヨン人や、シュリーマンのプリアモスの秘宝については全然触れてないよね?」
 
クラウディア「たしかにそうね……」
 
メシア「これぞ世にいう《おまえが言うな》というやつだね」
 
クラウディア「メシアさんが敵でなくてよかった……」

アトランティス実在の物的証拠!シュリーマンのプリアモスの秘宝

2024-10-05 19:19:00 | 超古代文明
 
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
 
リネンちゃん──メシアの弟子。
 
メシア「神話上の幻の国に過ぎないとされていたトロイの遺跡を発掘したハインリッヒ・シュリーマンっているじゃない?」
 
リネンちゃん「はい、もちろん知っています」
 
メシア「実はシュリーマンはアトランティス大陸の調査も並行しておこなっていたんだ」
 
リネンちゃん「うっそー!!」 
 
メシア「孫のパウロ・シュリーマンが暴露したことなので間違いない。パウロによるとシュリーマンは生前、アトランティス大陸実在の物的証拠を入手したそうなんだ」
 
リネンちゃん「物的証拠ですか?」
 
メシア「トロイの遺跡から発掘されたプリアモスの秘宝の一部を、シュリーマンはこっそり持ち出していたんだ。そしてそれにはフェニキアの象形文字で『アトランティス王クロノスより』と書かれていたそうなんだ」
 
リネンちゃん「アトランティス王クロノス!?」
 
メシア「その後、シュリーマンはルーヴル博物館で、アメリカ大陸で発見されたティアワナコの遺物を見る機会があったのだが、なんとそれがプリアモスの秘宝とそっくりで、破片を分析した結果、同じ材質の金属で造られていることがわかったんだ」
 
リネンちゃん「遠く離れたヨーロッパ大陸とアメリカ大陸で、まったく同じ金属のものが見つかったんですか?」
 
メシア「これによってシュリーマンはこう結論付けたんだ。プリアモスの秘宝とティアワナコの遺物は、アトランティス大陸からそれぞれの土地に伝えられた遺物だと」
 
リネンちゃん「ウソのようなホントの話ですね……」
 
メシア「ちなみにティアワナコの遺物の金属は再現できない未知の金属で、シュリーマンはこれこそがアトランティスの伝説の金属、オリハルコンではないかと見ているそうだ」
 
リネンちゃん「オリハルコン!聞いたことあります!ドラクエに出てくる!」
 
メシア「ところでと学会の山本弘さんは『トンデモ超常現象99の真相』の中で、アトランティス伝説のことをプラトンの想像力の産物だと言っているんだけど、きっと山本さんはこういう情報をまったく知らないんだろうね」

クロマニヨン人こそがアトランティス人の子孫である

2024-10-04 10:56:36 | 超古代文明
 
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
 
クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。
 
メシア「アトランティス大陸には数千万人もの人が住んでいたらしい。よって、天変地異で大陸が沈んでしまったとしても、アトランティス人すべてが絶滅してしまったとは考えにくい。少ない人数ながらも、アトランティス人の生き残りが各地に渡っていったと考えられているんだ」
 
クラウディア「へー、おもしろい。たとえば?」
 
メシア「代表的なのがヨーロッパ文明の子孫であるクロマニヨン人。旧石器時代、ヨーロッパにはネアンデルタール人が住んでいたんだけど、クロマニヨン人に追い出されてしまったんだ。しかもクロマニヨン人の大移動は3回おこなわれたんだけど、2回目、3回目が紀元前9000年頃のアジル期で、アトランティス大陸崩壊の時期と一致するんだ」
 
クラウディア「すごい!」
 
メシア「驚くのはまだ早い。クロマニヨン人はヨーロッパにやってきた当初、スペインとフランスに囲まれたビスケー湾周辺に住んでいたんだけど、そのことでわかるのはクロマニヨン人はヨーロッパの西方からやってきた、ということなんだ」
 
クラウディア「ヨーロッパの西方っていったら……」
 
メシア「そう。大西洋だよね?つまりクロマニヨン人は、当時まだあったアトランティス大陸からやってきたと推理できるんだ」
 
クラウディア「ほんとにすごい!クロマニヨン人はアトランティス人の子孫できまりじゃない」
 
メシア「うん。クロマニヨン人の遺跡の壁画には、短いズボンをはいて頭に鳥の羽をつけた男性や、長いスカートをはいて装飾品で身を飾った女性などが描かれているんだけど、まさにプラトンのいうアトランティス人そのものなんだ」
 
クラウディア「素敵だわ……」
 
メシア「余談なんだけど、ネアンデルタール人は身長160センチほどで無骨な顔立ちで、クロマニヨン人は身長180センチほどで顔立ちは現代の白人のようなんだ」
 
クラウディア「そうなんだ」
 
メシア「歌手のはなわさんが『ビバガッツ』という歌の中で、ガッツ石松さんのことをクロマニヨン人と言っているんだけど、ネアンデルタール人と誤解してるんじゃないかな」
 
クラウディア「そうなんだ(笑)」

「1万年前のギリシャにアトランティスに匹敵する文明はなかった」の真相

2024-10-04 10:36:48 | 超古代文明

 
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
 
クラウディア──オカルト好きのハーフの美女。
 
クラウディア「プラトンによると超古代のギリシャはアトランティスから侵略を受け、それを撃退したことになっている。それに対してと学会の山本弘さんは『トンデモ超常現象99の真相』の中で疑問をていしているわ。1万2000年前のギリシャにアトランティスに匹敵する文明があるというのなら、なぜその証拠がギリシャのどこからも出土しないのだと」
 
メシア「超古代ギリシャ文明の証拠ならちゃんとあるんだけどねぇ」
 
クラウディア「ほんとに!?」
 
メシア「アンティキティラの歯車は知ってるよね?」
 
クラウディア「うん、名前は聞いたことがある」
 
 
メシア「地中海のアンティキティラ島沖で発見されたオーパーツで、刻まれた古代ギリシャ文字から紀元前80年以前の古代ギリシャ文明圏の産物とされているんだ。また、米イェール大学のプライス教授の調べで、太陽、月、惑星の運行を算出できる天文観測儀であることが判明。月の軌道をこれで計算したところ、誤差はわずか100分の1だったそうだよ」
 
クラウディア「すごいわね!」
 
メシア「さらに驚くべきことが、こうした差動ギアが公式に発明されたのは16世紀のドイツだとされているんだ。2000年以上前の古代ギリシャは、16世紀のドイツを上回る文明を持っていたということになるんだよ」
 
クラウディア「すごすぎる……」
 
メシア「たしかにアンティキティラの歯車は1万2000年前のオーパーツではないけれど、常識をくつかえす破壊力があることは間違いないはず。こういう例もあることだし、1万2000年前の超古代ギリシャにものすごい文明があった可能性は充分あるんじゃないかな」
 

「ヘロドトスはアトランティス大陸を知らない」の真相

2024-10-03 11:28:23 | 超古代文明

 
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
 
キヨシ──懐疑論者の大学生。
 
キヨシ「と学会の『トンデモ超常現象99の真相』という本によると、歴史家のヘロドトスはエジプトに長期滞在して膨大な情報を収集したはずだというのに、なぜかアトランティス大陸についてなにも書き残していないんだそうです。これって明らかに不自然ですよね?」
 
メシア「『トンデモ超常現象99の真相』でアトランティス大陸の項目を担当したのは山本弘さんという人なんだけど、ヘロドトスのエジプト滞在のことが書かれた次のページに、ヘロドトスの『歴史』第4巻にアトラス山のふもとに住むアトランテス人のことが書かれてある、といったことも書いているんだ。ちょっと矛盾している気がするんだけど?」
 
キヨシ「あ……たしかにそうですね……」
 
メシア「まぁ、それは置いておくとして、山本さんは致命的なポカをやらかしてしまっていると言わざるをえない」
 
キヨシ「致命的なポカ!?あの冷静沈着と言われる山本さんが!?」
 
メシア「大西洋は英語でアトランティック・オーシャンっていうじゃない?名付けたのはなにを隠そうヘロドトスなんだ」
 
キヨシ「えっ!!」
 
メシア「地名というのはその周辺の風土や文化にちなんで名付けられることが多い。インド洋はインドに面して広がっているから、日本海は日本の近くの海だから」
 
キヨシ「そうですね」
 
メシア「その例にならうならアトランティック・オーシャンも《アトランティス大陸があった海》ということになるんじゃないかな?名付け親のヘロドトスがアトランティス大陸の伝説を耳にしなかったわけがなく、そこから大西洋にアトランティック・オーシャンと名付けたんだ」
 
キヨシ「う、う〜む……」