*** june typhoon tokyo ***

MY FAVORITE “MJ” PART1

■俺のマイケル・ベスト企画

 いまだに各媒体で特集記事やCDなどが好セールスをあげるなか、当ブログでもマイケル・ジャクソン追悼の意を表して、“俺のマイケル・ベスト”という身勝手な企画をやってみようかと。
 完全に独断と偏見による“マイMJベスト”ですが、数ある思い入れのある楽曲のなかからベストを選び出すのは到底困難な作業となりますので、以下の条件を設けることにしました。


1) 対象を成人後にリリースした『オフ・ザ・ウォール』以降の6枚のソロ・アルバム、『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』『バッド』『デンジャラス』『ヒストリー』『インヴィンシブル』とする

2) 各アルバムごとに3曲を選び出し、その合計18曲のなかから“マイMJベスト”を決定する

3) リミックスなどのヴァージョン違いは含まず、オリジナル楽曲のみで選定する


2枚ずつ3回に分けてピックアップしていき、 “マイMJベスト”を決めようと思います。

 第1回は、『オフ・ザ・ウォール』と『スリラー』から。
アルバムそれぞれの曲解説などは、ライナーノーツはじめ雑誌、書籍などに詳しいので、ここでは個人的なちょっとした感想といったものしか書きませんので、悪しからず。


◇◇◇

オフ・ザ・ウォール(Off The Wall)

Mj_otw

Don't Stop 'Til You Get Enough
Rock with You
Working Day and Night
Get on the Floor
Off the Wall
Girlfriend
She's Out of My Life
I Can't Help It
It's the Falling in Love
Burn This Disco Out

 クインシー・ジョーンズ三部作の1作目。マイケルの雄叫びやアドリブを聴いていると、アティテュードとしてはジェイムス・ブラウンに憧れていたんだろうなぁと。だから、やはりモータウン調の色香が残るファンキーなサウンドは、マイケルによく似合う。そして、マイケル楽曲における、ビートを効かせたダンサブル・チューン、柔らかなポップ・チューン、コンシャスで美しいバラードといった要素を全て含んだ原点のアルバムといえる。

 個人的な嗜好として、バラードよりもダンサブルな方が好きだったりするので、偏りがある選出が続くと思いますが、あくまでもマイ・ベストなので。といいながらも、初っ端から3曲を選ぶのが難しいですな。

 オープニングの全篇ファルセットで展開する「Don't Stop 'Til You Get Enough」(今夜はドント・ストップ)、『スリラー』の「スターティン・サムシン」の原型の1つかもしれない「Working Day and Night」、同じく「スリラー」の原型といえる「Off the Wall」、ダンクラ風ベースがたまらない「Get on the Floor」、そしてアーバンで洗練されたポップの名曲「Rock with You」……まずは、聴いた回数が多いということを中心に考えると、この5曲となるか。最初からすでに苦し紛れですが。(苦笑) それだけマイケルの楽曲はムダがないってことですな。

 この5曲からあと2曲減らさないといけないのか。フーッ(マイケルの雄叫びじゃなく、ため息の方ね)。
うだうだ言っても仕方ないので、選びますか。ということで、『オフ・ザ・ウォール』からのマイ・ベスト3はコレ!

Rock with You


Working Day and Night


Get on the Floor



マイケルの艶やかさ美メロとが絶妙に融合した「Rock with You」と、マイケルの特徴的な一辺倒なビートで押し切る勢い系(そこがまたクール)の「Working Day and Night」、ルイス・ジョンソンのチョッパー・ベースが腰を揺らすディスコ・チューン「Get on the Floor」……1枚目ですでに決勝投票のような雰囲気ですが。今後、持つんだろうか。(汗;)

この時点で「Don't Stop 'Til You Get Enough」「Off the Wall」が落選するっていうね、もうなんだろ、高校野球の神奈川か大阪の地方予選を戦っているようなハイレヴェルのオンパレードですよ。(爆)

 では、続いて、世界的名盤『スリラー』にいくとしますか。


スリラー(Thriller)

Mj_thriller

Wanna Be Startin' Somethin'
Baby Be Mine
The Girl Is Mine
Thriller
Beat It
Billie Jean
Human Nature
P.Y.T. (Pretty Young Thing)
The Lady in My Life

 位置付けとしては、『オフ・ザ・ウォール』の進化版といえるスーパー・ビッグ・ヒット・アルバムって、周知の事実ですね。えー、ピックアップが出来ません。(苦笑) 消去法でいきますか。

 『オフ・ザ・ウォール』の「Girlfriend」同様、ポール・マッカートニーが参加した「The Girl Is Mine」は、当時自分がビートルズをあまり好かなかったということを差し置いても、アルバムのなかで1曲だけ浮いているような気がしたんだよなぁ。マイケルに合わせてポップに寄り過ぎのアレンジにしたのか、グルーヴが感じられないんだよね。ま、その穏やかさがあって次の「Thriller」がより活きるんだって意見もあるだろうけど。
 ダンクラ、ディスコ調のソウルがやはり好きな自分は、そのあたりのグルーヴ感がビンビンくる曲の方へと食指が伸びる訳で、そう考えると、(決して凡庸な作品ではないけれど)メロウな「Human Nature」や「The Lady in My Life」(でもこの曲の優しくも切なげなメロディはたまらないんだけどなぁ)も落選の対象となるか。

 逆にダンス・サウンドとしては、雄叫びもビートもかっとぶ「Wanna Be Startin' Somethin'」、ガールズ・コーラスを配した(ジャネットも参加してるとか)軽快なナンバー「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」の2曲が白眉。
「Baby Be Mine」は最高の2番バッターだけど代表するまで突き抜けているかというと全幅の納得ではないかな、という強引な理由付けから、「Beat It」はエディ・ヴァン・ヘイレンのギターは斬新だけど、当時「Thriller」以上の衝撃があったかと考えると、やや下回るかな、というこれまた強引な自身への説得により落選とする。

 これで、「Wanna Be Startin' Somethin'」「Thriller」「Billie Jean」「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」の4曲。ここからあと1曲落とさねばならない。ふげー。もうこうなったら、当時の印象でぶっきらぼうに選んでやるか。(苦笑)
 イントロが流れるやいなや、瞬時に解かって興奮が舞い降りる「Billie Jean」だが、この曲はどちらかというとムーンウォークや帽子を使ったパフォーマンスなど、視覚的な印象が強い。楽曲自体という観点から考えると、他の3曲よりはソウル・ディスコ濃度がやや低いか、という強引な結論でまとめることに。
ということで、『スリラー』からのマイ・ベスト3はコレ!

Wanna Be Startin' Somethin'


Thriller


P.Y.T. (Pretty Young Thing)


パート1からは、上記3曲を加えた2枚計6曲がベスト18の2ndステージへと駒を進めます。
いやぁ、これ、意外と疲れるわ(好きでやってるのに)。パート2以降はやめようかなぁ。やっぱり、ベスト・ソング・オブ・MJなんて無理な企画なんだよ……(遠い目)。...( = =)

 ということで、次回のパート2は、『バッド』と『デンジャラス』からそれぞれ3曲、計6曲を選びたいと思います。ポーゥッ!


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