山梨県立科学館のスペースシアターで開催の「オーロラストーリー~星野道夫・宙(そら)との対話」を観賞するために、一路甲斐の国へ。
<オーロラの科学と神話、そして星野道夫>
星野道夫。真摯なまなざしで、アラスカの人と自然を、多くの写真と言葉で残した表現者。1996年8月8日、43年の短い生涯を閉じました。
「オーロラストーリー」は、星野道夫の人生を軸にしながら、オーロラの神秘を科学と神話の両面からアプローチした物語です。科学の言葉では、地球と宇宙をつなぐオーロラ。神話の言葉では、生と死をつなぐオーロラ。科学も神話も、「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」という人間の根源的な問いに応えようとする、人間の思考の表れと言えます。星野道夫の残した言葉とともに、オーロラの魅力にせまります。
*本作品は、2001年に当館が制作した「オーロラストーリー」の完全リメイク版です。
写真:星野道夫
特別協力:星野直子・星野道夫事務所
声の出演:上坂浩光、広瀬志保、丸山詠二
音楽:小林真人
ギター:加藤素朗
ハープ:牧野将典
マリンバ・パーカッション:山本晶子
ヴォカリーズ:多田周子
SE提供:Kathy Tarco
音響演出:前島慶太(㈱エスシーアライアンス)
科学データ提供:情報通信研究機構・NASA
オーロラ動画:古賀祐三(Live! オーロラ、遊造)
オーロラ全天写真:中垣哲也(オーロラ写真家)
空撮動画:荒木泰晴(㈱ バンリ)
映像演出:金子益已((有)AND You)
演出・脚本:高橋真理子(山梨県立科学館)
星野道夫と言う人は、アラスカを中心にグリズリーなど野生の動植物の自然や生活する人々の写真を撮影した動物カメラマン。カメラマンというよりは、写真と文章による表現者といった方がいいか。オーロラに魅せられ、数ヶ月の及ぶ極寒の地での撮影を行なったことも。残念ながら、カムチャツカ半島南部クリル湖畔にてヒグマの襲撃に遭い、死去。享年44。
星野道夫というのは、どうやら本名らしく、“天体=星への道”に魅了され好奇心を抑えることが出来なかったようだ。短い生涯は、一心不乱にその情熱に注がれ過ぎた結果なのかもしれないが、その想いは遠い銀河をも貫く。
古来、夜や闇は不安や恐怖をもよおす、畏怖なる存在だった。久しく忘れられていた自然への畏怖がこの大震災で再び語られることになったが、その畏怖なる夜や闇のなかには星の輝きやオーロラなど希望や未来を感じさせてくれる存在もまたあることに気づかされた感じがした。
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科学館に続いては、“縁をとりもつ”という語呂合わせでご当地グルメとなった甲府鳥もつ煮をいただくことに。鳥もつ煮は、2010年(平成22年)の“第5回B-1グランプリ”に初出場初優勝したという。その発祥の店“奥藤本店”の甲府駅前店(3月12日にオープンしたばかりとか)で、鳥もつセットを。そば大盛で。(笑)
砂糖と醤油を使った照り煮で、これがなかなか美味い。そばも美味。せっかく減った体重が、また増加してしまう……。
ということで、甲斐路スナップショットでも貼り付けて終わりにしますか。
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とりあえず、武田信玄公にご挨拶。
舞鶴城(甲府城)。
愛宕山より甲府盆地を望む。その1。
愛宕山より甲府盆地を望む。その2。
愛宕山より甲府盆地を望む。その3。
愛宕山より甲府盆地を望む。その4。
愛宕山より甲府盆地を望む。その5。
愛宕山より甲府盆地を望む。その6。
愛宕山より甲府盆地を望む。その7。
以上です、キャップ。