*** june typhoon tokyo ***

第83回 選抜高校野球大会 第3日

■ 第83回 選抜高校野球大会 第3日


□第1試合

明徳義塾 000 112 010 5
日大三_ 001 002 12X 6

【投手】
(明): 尾松
(日): 吉永

明徳義塾の左腕・尾松の技巧的な投球に日大三打線が苦労しているうちに、一時3点差まで開く。しかし、中盤から日大三打線が尾松を捕らえだすと、8回裏に守備で顔面に送球を受け前歯2本を折りながら出場を続けた鈴木の2点タイムリー2塁打で逆転。そのまま粘りきった。

明徳義塾は甲子園初戦20戦連勝中だったが、その記録も途絶えた。「日大三高の野球はスクイズも盗塁もエンドランも警戒しないからやりやすい。ピッチャーも、右には真っすぐとスライダーだけ。チェンジアップは左にだけで、分かりやすい。何もしないで、ドーンと構えて横綱相撲で逆転するんだから、相手は力があるとしかいいようがない」明徳義塾・馬淵監督が吐いた言葉がこの試合の多くを語っているだろう。

明徳義塾が唯一初戦で敗戦したのが馬淵監督のコーチ時代の1987年選抜大会。その相手が東京の関東一で、当時の監督は現・日大三監督の小倉監督だったことは、何かの因縁だろうか。


□第2試合

京都成章 000 101 001 3
静__清 042 000 30X 9

【投手】
(京): 西野、荻野、柳尾涼
(静): 野村
【本塁打】
(京): 岡田晃(1号)

静清が7本の長打を繰り出し、京都成章をねじ伏せた。2回に4連打、7回には益田の3ランと、畳み掛ける攻撃で寄せ付けず。京都成章は静清の右腕・野村に要所を締められ、5安打に終わった。


□第3試合

水__城 000 000 000 0
光星学院 142 120 00X 10

【投手】
(水): 佐藤賢、浅野
(光): 秋田

青森と茨城という奇しくも被災地同士の対戦は、水城のミスに乗じた光星学院が序盤で試合を決めた。先発の秋田も5安打完封勝利。水城は先発の佐藤賢が5回で10失点と試合を作れなかった。


◇◇◇

 
 第4日となる明日は、第3試合で東京の国学院久我山が昨夏ベスト8の九州学院と対戦。左腕・大塚、2年で4番の萩原の投打が噛み合う、手強い相手だ。機動力と粘りで勝機を見出したい。


 

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