7月13日(金)より開幕した第89回都市対抗野球大会の1回戦、第2日第3試合は、JR四国(高松市)とHonda(狭山市)が対戦。優勝候補の一角と目されたHondaだったが、JR四国が接戦を粘り抜いて、19年ぶりの勝利を手にした。
JR四国は四国銀行からの補強選手の先発・菊池が好投。140半ばのストレートと変化球を使い分け、8回途中まで1失点と期待上の結果を残すと、打線もこれに応えて、8回裏に2死1塁から6番・岡田佑がライトへのタイムリー3塁打で勝ち越すと、Hondaは辻から幸良へ継投。だが、この流れを止めることが出来ず、続く7番・大和が右中間へのタイムリーでもう1点を追加。終盤に突き放すことに成功すると、9回は田内がHondaの4、5、6番を抑えてゲームセット。1年前も1回戦で対戦し、0-10の7回コールド負けを喫した相手だったが、その悔しさをバネに、優勝候補にリヴェンジを果たすこととなった。
一方、Hondaは打線がJR四国の先発・菊池を打ちあぐねてヒットを重ねることが出来ないなか、5回裏1死1、2塁から先発の齋藤が2塁へ牽制悪送球。これで2塁ランナーの3進を許し、直後の1塁ゴロが野選で3塁からランナーを生還させ、嫌な流れから先制点を与えてしまったことが焦りを呼び、実力を発揮出来ないまま初戦で東京ドームを去ることになってしまった。
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■ 2018/07/14(土) 第89回都市対抗野球大会 第2日第3試合 1回戦
JR四国(高松市)- Honda(狭山市)
東京ドーム 試合開始19:14 終了21:49 試合時間2時間35分
球審:宮内/塁審:松川、高橋、円垣内/外審:
観衆:----人
Honda 000 000 010 1
JR四国 000 010 02X 3
【バッテリー】
(H)齋藤、辻、幸良-辻野
(四)菊池、岡田(律)、田内-小林
【勝】(四)岡田(律)
【S】
【敗】(H)辻
【本塁打】
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