多頭数なら紛れもあろうが、この頭数ならよっぽどのアクシデントがない限り、大崩れはないだろう。
レースとしては、国内2強のディープインパクト、ハーツクライに海外のウィジャボード、そこに3歳勢がどう絡むかという図式か。2強といえども、事実上ディープインパクトが断然の大将格だ。
だが、個人的には、3冠馬の時点で最強馬という位置づけになったディープを圧倒的な国内最強馬とはまだ見なしてない。実際、3歳の有馬記念では、斤量2キロ差をもらいながら、ハーツクライに1/2馬身つけられて負けている訳だし、その後3連勝しているが、天皇賞(春)は対抗勢力がリンカーンくらいしかいなかったし(3番人気はマッキーマックスという低レヴェル)、宝塚記念でも、同じくリンカーン(9着)、コスモバルク(8着)くらいが相手で、昨年の宝塚記念で優勝し、その後エリザベス女王杯を勝った、絶好調モードのスイープトウショウとは対戦していない。(スイープは、天皇賞(秋)では5着だったが、その年の有馬でディープを破ったハーツクライ(6着)よりも上位入線している)
絶対的な能力は認めるものの、周囲が煽るほど、歴代最強馬として語るには群を抜いているとまではいかないのではないか。
とはいえ、出走頭数からも解かるように、今年度もレヴェルが高い世代とはいえず、ディープの主役は揺るがないだろう。
海外遠征明けという不安要素もあるが、しっかりと本来は出走意志もなかったはずの天皇賞出走をちらつかせて東京競馬場での検疫をとりつけ、ここと有馬を目標に定め、調教量や準備態勢は万全である。競争中のアクシデントがない限り、3着内は確実だといえる。
対抗馬となるハーツクライは、思い起こせばダイワメジャーが勝った皐月賞では14着、ダービーではキングカメハメハの2着だったものの1 1/2馬身という差をつけられての敗戦。菊花賞ではデルタブルースの7着。ゼンノロブロイが優勝したJCでは同じ3歳のコスモバルクが2着、デルタブルースが3着するなかで、10着と惨敗。古馬になってからも勝ちきれないレースが続き、スイープトウショウが勝った宝塚で2着するものの、その後の天皇賞(秋)ではヘヴンリーロマンスの6着(2着がゼンノロブロイ、5着にスイープトウショウ)とイマイチ。その次のJCあたりでやっとピーク期になったのか、ルメールでアルカセットの2着、そして有馬でディープを破り、今年ドバイ・シーマクラシックで優勝、キングジョージで3着(斤量は60.5)と、安定してきた。
ただ、ディープよりも海外遠征明けという不安はこちらの方が大きい。鉄砲実績は(1.1.2.1)と悪くはないが、万全の準備期間を置いているディープを負かせるかは、ルメールの騎乗によるところが非常に大きいといえる。
続くのがウィジャボードか。昨年のJCではアルカセットの5着で、ハーツクライに先着を許している。
ただし、今回はアルカセットで優勝したデットーリが騎乗。JCを熟知したジョッキーだ。
ウィジャボード自身も、JC5着後は香港ヴァーズ(芝2400)でシックスセンスに3馬身をつけて優勝。シックスセンスはディープに皐月賞で2着、ダービーで3着、菊花賞で4着と圧倒的な差をつけられてはいたが、これに3馬身差の快勝ということを考えると、充分に戦える馬である。ドバイシーマクラシックでは、ハーツクライの4着も9馬身差。その後は3、2、1、5、1、2、1と安定した成績を誇る。5着になったエクリプスSは不利があったということで考慮できるし、それを除けば、ここ6戦はコロネーションCでシロッコにつけられた0.3秒差が最大で、前々走の愛チャンピオンSは首差の敗戦である。
かなり有力な1頭といっていい。ただし、不安な点は今年に入ってからすでに8戦を消化しているということか。
さらに、3歳勢はどうなのか。
一見通用しないと見られがちな3歳馬だが、H10年にはエルコンドルパサーが、H13年にはテイエムオペラオーを破ってジャングルポケットが優勝している。ここ5年に限っても、ジャングルポケット1着、シンボリクリスエス3着、ザッツザプレンティ2着、コスモバルク2着&デルタブルース3着、と昨年を除いて毎年馬券対象になっている。
ただし、対象馬はGI馬かそれに準ずるものであることが必須条件になってくる。今回のJC出走馬では、メイショウサムソンが3歳の中では最有力。GI馬ではないが、皐月賞でメイショウサムソンの2着、ダービーで同じく3着、菊花賞ではメイショウに先着の2着、トライアルとはいえ神戸新聞杯ではメイショウを破っているドリームパスポートには、連対資格はあるだろう。
牝馬のフサイチパンドラは、エリザベス女王杯Vだがカワカミプリンセス降着によるたなぼたVによるもの。ただ、東京2400のオークスでカワカミプリンセスの2着もあるから、馬券対象にはなっていいはずだ。
これ以外では、コスモバルクやスウィフトカレントもいるが、オールカマーでバランスオブゲームにそれぞれ0.0秒差ではあるが2着、4着と負け、天皇賞(秋)ではダイワメジャーにそれぞれ4着、2着と、強調材料には乏しいか。
となると、ディープインパクトと今まで対戦がない3歳馬に魅力を感じる。
メイショウサムソンは菊花賞の反動と馬体重が、ドリームパスポートは父フジキセキという血統背景が不安材料ではあるが。
すでにシンジケートが組まれ、ここぞというところで目一杯追えない心理的な作用が働くディープよりも、世代交代を位置づけるレースとして3歳馬が優勝し、最終決戦として有馬記念へと向かって欲しいと思う。
【予想】
◎ 11 メイショウサムソン
○ 07 ドリームパスポート
▲ 01 ハーツクライ
△ 03 ウィジャボード
△ 08 フサイチパンドラ
☆ 06 ディープインパクト
購入馬券はまだ決まってないが、
ディープインパクトを馬券対象にする時は、3連複、3連単のみ。
(ディープ、メイショウを本線で)
【結果】
1着 06 ディープインパクト(武豊)
2着 07 ドリームパスポート
3着 03 ウィジャボード
4着 10 コスモバルク
5着 08 フサイチパンドラ
メイショウサムソンは6着、ハーツクライはいいところなく10着のブービー。
パドックを見て、メイショウサムソンの体重が思ったほど落ちていなかったことで、メイショウからの馬単購入は見送り。
ディープを軸に、3連単、3連複勝負して…一応的中したものの、プラスは僅かでした。( ´-`)
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野球狂。

kotori
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