招待券が手に入ったので、広島ファンの知人Zを誘い、ヤクルト対広島@神宮球場へ。で、広島側レフト・スタンドの“モッテコーイ!”とか応援している爆心地を通り抜けバックスクリーンやや左くらいに陣取り、ほのぼの観戦。というか、つい最近までの陽気と一転して小雨だし風が冷たく寒い。
C 000 100 000 1
S 300 001 11X 6
【バッテリー】
(広): ●青木高、ドーマン-倉
(ヤ): ○石川、松岡、押本-相川
【本塁打】
(広): シーボル3号(4回表ソロ)
(ヤ): デントナ 2号(1回裏2ラン) 、デントナ 3号(6回裏ソロ)
当初ルイスが先発と聞いてたんですが、球場へ来てみると、スコアボードにはちょっと前まで2軍だった青木高の名前が。アレレレ? ルイスはケガなのか?
さらに寒いのは、両軍ともに11安打なんですが、広島の見事なまでの拙攻ぶり。正直、一番盛り上がったのは、最終回で石井 琢朗が代打で出てきた時だといっても過言ではないでしょう。(苦笑)
それ以上に寒いのは、小雨という天候や広島戦ということもあるが、ホームなのにヤクルト側の観客が少な過ぎること。ガラガラ。ガララーガ、ガーラ湯沢状態ですよ。早慶戦のが確実に入っている感じがする。発表では10865人だっていうんだけど。特に内野席がね。内野席だけでみれば、東京都の高校野球の予選の方が入ってる。うん。
で、試合の途中からどうしてヤクルト戦には客が入らないのか、ということとかを考えていたら、ヤクルト球団の応援歌が場内に流れスクリーンに映し出されたんですよ。どこかで聴いたことのある声、メロディ・ラインだなぁと思っていたら、それが林田健司だったことが判明。
林田健司が愛してやまない球団東京ヤクルトスワローズの応援歌を制作!
念願のプロジェクト“東京ヤクルトスワローズ応援歌”
「We Are The Swallows」(作詞・作曲:林田健司)
ということらしい。
最近、かなりご無沙汰になってしまってましたが、林田の歌声が球場で聞けるなんて!贅沢だなぁ、と。ついでに「青いイナズマ」や「青春謳歌」とか流しちゃえばいいのに。(笑) ま、だからといって、自分がヤクルトファンに鞍替えすることはありませんが。( ´,_ゝ`)
それ以外にもいろいろ凝った演出していて。スタジアムDJのパトリック・ユウがファンに対してカッチョイイ(笑)FMラジオDJ風で煽ったり、インタヴュー・コーナーもあったり(この日はギャオス内藤でした)、女性ダンス・チーム“Swallows Wings”がダンスを披露したり。スクリーンに映し出される選手の紹介VTRもクールなものとポップな感じのものがあったりと、かなり凝ってます。
さらに、選手登場曲がまたいいんだ、これが。
石川は安室の「NEW LOOK」、福地がドゥービー兄弟の「ロング・トレイン・ランニン」(ダンス★マン的に言えば「ロンゲ・ドレッド・タンニング」、“試合もサヨナラ~、サヨナラァ~ァ~ァ~”♪)、田中浩がミリヤ「TOUGH」、武内がアシャンティ「Only U」、飯原がBoA「AGGRESSIVE」、宮本なんてビヨ「Sweet Dreams」ですよ。なぜ宮本がビヨンセ?(爆) さらに、中継ぎで出てきた松岡なんて、ケイ・ビー(KAY B)の「パーティ・イン・ザ・ジャングル」ですよ。UKのR・ケリーと呼び声高い彼ですが、メジャー契約アーティストではないケイ・ビーの曲を使ってくるなんて……松岡とは音楽の話が合うかもしれない。もしかして。(笑)
でも、客が来ないんだなぁ。一応首都・東京のチームなんだけどね。ま、このご時世、こんなもんなのかな。
で、今日の唯一の良かった点は、小雨ながらサクサクと試合が進んで、20時半頃に試合が終わったってことですか(試合時間2時間38分)。(苦笑)
■ ラーメンでホットに
試合も早く終わったし、とにかく寒いので、ラーメンでも食ってあったまろうと。最初はホープ軒にしようと思うもやめて、高田馬場の「さっぽろ 純連」へ。塩を頼んだのですが、スパイスが効いた濃厚なスープで、ちょっと油が強いか。こってり系ですな。純連はもともと“すみれ”という店名を“じゅんれん”と誤読した人が多かったため、“じゅんれん”になったとか。現在は、長男が引き継いだ「純連(じゅんれん)」と、三男による「すみれ」があるらしいです。人気店ということで、立ち待ちの列が出来てました。まぁ、この辺りに住んでいる自分にとっては、わざわざ列に並んでそんなに安くない金払ってまで食いたいと思わなければ、あるいは、誰かと食いに行こう!とならなければ、普通に家で自分でラーメン作って食っちまうんですけどね。(爆)
■ “時間が~足~りない”店へ
知人Zとバイナラ、ラナイバした後、まだ21時30分くらいだったので、ブックオフにでも行くことに。特に目当てのものはなかったんですが、結局洋楽CDコーナーに行き、200円ものを数点ゲットして帰ることに。
LAURNEA 『BETTA LISTEN』
MA$E 『DOUBLE UP』
PREMIER 『PREMIERE』
SHANICE 『INNER CHILD』
THE BRAND NEW HEAVIES 『THE BRAND NEW HEAVIES』
TLC 『FAN MAIL』
TONY BRAXTON 『SECRETS』
TOTAL 『KIMA, KEISHA & PAM』
ZHANE 『SATURDAY NIGHT』
以上9点、1800円なり。
ローネィ『ベタ・リッスン』はベイビーフェイス夫人、トレイシー・エドモンズのレーベルからのデビュー作。エグゼクティヴ・プロデューサーにベイビーフェイス、プロデューサーにはオマー、ジョン・ジョン(ヤブ・ヤム・プロダクション)、DJケミット(アレステッド・ディヴェロップメントのクウェシ、ローネイのボーイフレンド)、ラファエル・サディーク(トニ・トニ・トニー)、スピーチ(アレステッド・ディヴェロップメント)……ニュー・クラシック・ソウルの火付け役といえる盤。ローネイの好きなシンガーは“ダニー・ハサウェイからスティーヴィー・ワンダーやジョニ・ミッチェルまで”、一緒にやってみたいのは“ディアンジェロ、シール、ベイビーフェイス、マクスウェル……”と、これらを聞いただけでもう充分でしょう。ルース・エンズに一時加入し、友人がキャロン・ウィラー……ま、要するに買いってことです。
MA$E『DOUBLE UP』はP・ディディ(当時はショーン・パフィ・コムズね)制作のバッドボーイ・エンタテインメントもの。ブラックストリートをフィーチャーした、シャラマー「ナイト・トゥ・リメンバー」のカヴァー「GET READY」やら「ALL I EVER WANTED」のヒット作を含む2ndアルバム。「GET READY」は日本だとJHETT a.k.a.YAKKOが「GET READY -Nite 2 Remember- feat. Sowelu & BIG-O」って形でやってましたね。
これ。
なんか、SoweluってEXILEとドーベルマンインクとやった「24karats」でもそうだけど、PVだと男を手玉に取るのが好きなエロ姉チャン(でもちょっとやそっとじゃ触らせない)みたいな感じがして仕方ないんですけど、そう思うのは自分だけですかね。元グラビアモデルだったからって露出全開で。(笑) Soweluも最初はR&B路線だったんだけど、やっぱりポップなもので売れる(タイアップがつく)とそっちにいってしまうんだよなぁ。クリケイしかり。
ま、とにかくここでいえるのは、シャラマー「ナイト・トゥ・リメンバー」が素晴らしいってことですな。うん。
PREMIER 『PREMIERE』はデンズィル・フォスター&トーマス・マッケロイのプロデュースによるポスト“アン・ヴォーグ”風な3人組ガールズ・ヴォーカル・グループのデビュー作。これ一枚で終わっちゃったけど。
シャニースのは名曲「I LOVE YOUR SMILE」が入ってるやつ。誰かに貸したままなくなってたようで聴こうと思ったらなかったので。
ブラン・ニュー・ヘヴィーズのは“ACID JAZZ”レーベルのUK盤。たぶん、家にある。(苦笑)
TLC『FAN MAIL』は輸入盤しか持ってなかったので。日本盤ボーナス・トラック「ユー・イン・ミー」だけのために買ったようなもの。4曲目の「ウィスパリング・プレイヤ」は空耳アワーの“ヨーヨーヨーヨーヨー、おっさん、おっさん、おっさんかー”“えー、自分だと思う”やら“何点?満点?”“…13点”でもおなじみ。ダラス・オースティンは凄いトラックを作るもんだな。(笑)
トニ・ブラクストン『SECRETS』はベイビーフェイス制作、R.ケリー参加という豪華布陣による2nd。ベイビーフェイス印満載なので、ミッド・スロー~スローが多めですね。オープナーの「COME ON OVER HERE」ではトニー・リッチ&L.A.リード制作、バックコーラスにトニー・リッチ、マーク・ネルソン、シャニース、「YOU'RE MAKIN' ME HIGH」では、ベイビーフェイス、シャンテ・ムーア、マーク・ネルソンらがバックコーラスですよ。いやぁ豪華。そして濃いです。
トータル『KIMA, KEISHA & PAM』は前述のMA$Eのアルバムで「STAY OUT OF MY WAY」にフィーチャーされていた、バッド・ボーイズ印の3人組ガールズ・グループの2nd。シングル「Trippin'」はミッシー・エリオットがプロデュースしてますな。関係ないけど、シャニースが「I LOVE YOUR SMILE」なら、トータルのこのアルバムのクローザーは「I DON'T WANNA SMILE」です。
で、最後は、ZHANE『SATURDAY NIGHT』。「ヘイ・ミスター・DJ」でブレイクした女性2人組ユニット、ジャネイの2nd。クールなミディアム「Crush」や「REQUEST LINE」などが収録されてます。これを聴いて土曜の夜=“SATURDAY NIGHT”をスタイリッシュ&アーバンに過ごしたいと思います。(ウソ)
では、最後にSoweluのクネクネセクシーダンスでひとまず終わりにしようかな。
24karats -type S-.
こっちは、Soweluの出番も多い、タイプSの方ね。