なんでも、細木数子を思わせるキャラクターが登場する第3話、「恋愛運ゼロの逆襲」で、人気占星術師・宮部天花(黒田福美)とキャスターの椿木春香(天海)が番組内で対立。逆ギレした天花は、春香の運勢は最悪だと言い放ち、改名をしないと運勢が変わらないなどと要求。しかし、春香らのその後の取材によって、天花に家をだまし取られたという被害者がいることが分かり、占いもインチキだったことがバレる…というストーリーだったらしい。
これに、細木数子側が猛抗議、フジテレビに謝罪させていたこともあって、削除する運びとなったようだ。ドラマ制作サイドはDVDに収録するよう要望したが、同局の“政治的判断”によって削除が決まったとか。
ふーん。
こういう、占いや霊媒師などの悪行を見破っていく…なんてストーリーは、いくらでもあるんだけど。そういうドラマ全部には抗議しないんだねぇ。『TRICK』とかにありそうだけど?
というかさ、
そんなことにいちいち猛抗議してるってことは、あたかもそういうことやってるようにしかとれないんですけど。
占いとかマジックの世界は狭くて(だいたいみんな専門学校みたいなところを出てる)、タダでさえ、狭いシェアで凌ぎを削っているから、あまり活躍したり、メディアに登場してたりする人は、同業者からイジメられたりするんですよ。
昔、「こんなんでましたけどぉ~」っていう、紫色の頭巾被ったオバサン占い師が人気になってたけど、人気を独占して、他の占い師に仕事が回ってこないってことでイジメられて、それ以降一切TVで観ることなくなっちゃったのもんな。
かつて「ものまね四天王」って呼ばれてたけど、四天王でテレビに出ることは全くなくなった。最近は、コロッケ(と岩本恭生)は日テレのモノマネ番組しか出ない。栗田貫一と清水アキラがコロッケらをいじめて追いやったみたいで。
そういうことが(違うか)、占い師仲間の間でもあるんですよ。
でも、細木はそんなことなく、もはや売れっ子タレントとしてTVに出まくってる。「死ね」やら「地獄に落ちるよ」とかいいながら。漢字もろくに知らず、改名した芸人もパッとしないまま…。
これは、もう、細木を使わないとならないっていう何か大きな力が働いてるとしか思えないんだけど。
ドイツW杯の日本の試合時間が、現地の暑さど真ん中の時間、日本時間で視聴率がとれる時間帯に組み込まれてるのは、ひとえに電通の力だとまことしやかに言われてるけど、ま、そういう大きな力が働いてるから、TV局側も逆らえないんじゃないかと。
あんまり調子に乗って、織田無道みたいにならないように、気をつけなよー、数子さん。
「そんな威張ってると地獄に落ちるわよ」
と、大殺界な自分が言ってみたりしました。
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