*** june typhoon tokyo ***

ぴあデビューレビュー VOL.128@O-WEST

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今年3回目となる“PIA DEBUT REVIEW”というイヴェントに急遽行けることになったので、仕事に疲れたぷっくりオヤジが仕事をおっぽり出してO-WESTに参戦してきました。
招待制ということもあって、スーツ族が後方で名刺交換してたり比較的年齢高めな空間でございました。
まぁ、その年齢の平均を高くしているのは自分もそうなんですが(汗;)、
ただ、その方々と違うのは、前目の列でステージかぶりつき体勢ということですか。(爆)
このようなイヴェントならMay J.やAZU目当てのB-BOY&B-GIRL風のヤンガーが多くても珍しくはないところですが、この日はそのようなメンツが浮いちゃう?てな感じもありました。(笑)
(でも、May J.あたりではしっかりそれらしき客層が前目でロック・オン!してましたが)


今回は4組のアーティスト。

みつきは、19991年大阪生まれの15歳(!!!!!!!!!!!)。コブクロの小渕健太郎によるプロデュースの少女だ。
デビュー曲「大切なもの」は映画『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」主題歌としての起用が決定。カップリング収録の「ひとつだけ」は日本テレビ系ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』の主題歌で、すでに耳にされている人も多いはず。

ギター×2、ベース、ドラム、キーボードといった編成で、みつきがステージ中央で椅子に座って歌う。
清純派というより純粋無垢でピュアゆえに強い信念をまっすぐに貫く……といった風のヴォーカル・スタイルが特徴。
ピュアといっても、単にポップさを出すというのではなく、内に秘めた感情をグッと込めて吐き出すという感じで、じんわりと後から胸を打ってくる。時間と共にだんだんと引き込まれている……そんな世界観を持ったヴォーカリスト。
イメージとしては、YUIあたりに「テルーの唄」の手島葵風のスパイスをふりかけたって感じですかね。

あと、3曲とも椅子に座って歌っていたんですが、それはなんかの戦略だったりするんですかね。
1曲くらいは立って歌ってもよかったか、と。
理由がわからないのでなんともいえないけど。

AZUは、三重・津出身の“イモっ子”(自称)。16歳でクラブシーンへデヴュー。HOME MADE 家族のオーガナイズイベントへレギュラー出演していたユニットを経てソロ・シンガーへ。SEAMOの2ndアルバム『LIVE GOES ON』に収録の「心の声」でフィーチャーされ、シングル「CHERISH」でデビュー。AからZまで、すべての言葉に自分の想いをこめてU(YOU)に伝えたい……という願いが込められた名前だが、しゃべりだすと関西のオバちゃん風LIKE A 上沼恵美子。
「はい、はい、AZUですよー、AZUですよー」
「“いくよくるよ”みたいな衣装着てねぇー、ほんまにねぇー」
「この帽子もねぇ、頭にちょこんと乗ってますけど、サイズちょっと間違えちゃったんじゃないの、みたいなねぇー」
シングルのジャケからは窺えない感じでした。(爆)

デビュー曲「CHERISH」からは、AZUの演奏前に会場で(デビュー・シングルのジャケットでも手にしている)チュッパチャップスを配っていたドラッグクイーン、マーガレットとリュウが、男性ダンサー×2に加わってステージング。全身ピンクの2人は、威圧感、違った、存在感がありましたよ。(笑)

高田梢枝は、尾崎豊のトリビュート企画で、一般公募の中から唯一選ばれてトリビュート・アルバム&ライブに参加し注目を集めたという女性シンガーソングライター。2004年「渋滞ぬけみちなし」でデビューを果たし、この4組のうちではメジャー経歴が長いか。安定感のある演奏とヴォーカルに、それが窺えた。
キーボード、ベース、ドラム、ギター、そしてアコギを持った高田梢枝という編成で、アコギを持ってはいるがフォーキーという訳でもなく、ファンクなどの要素もチラっと垣間見せるなど音楽吸収度は高く柔軟性がある感じ。

ヴォーカル・イメージは絢香とかに近い?そこにaikoのポップさとつじあやのっぽいシンプルさを加えたという感じだ。ラストはTVアニメ『おおきく振りかぶって」のエンディング・テーマとなった「メダカが見た虹」を演奏してステージ・アウト。

さて、お目当てのMay J.。
4人の女性ダンサーを引き連れて、ハードなダンスを披露。
ピンクのニット地風のセパレート、ショートパンツ・スタイル。
MISIAのオープニング・アクトでも見せたが、「Good Tymez」から「my girl」への流れは場数を踏んでいるのか、手馴れた感があり安定感があった。(この流れは個人的にも好きなので)
身のこなしの軽さと若々しさ(先日高校を卒業したとか)、さらにポップからヒップホップといった音楽的レンジの広さがステージで表現出来るようになってきたのだろう、ステージで楽しむという余裕もチラっと見えてきたか。これからまだまだ伸びる余地は充分にあるだろうけど。
見るたびに思うんだけど、ルックスも含めてDOUBLE(TAKAKO)に似ているなーと。純粋なヴォーカル・スキルとしてはTAKAKO以上のモノを持っていると思うので、あとは深みというか表現力をステージを重ねていきながら増やしていけば、さらなる成長が期待できるか。

ラストの「Dear...」はRYOJI(ケツメイシ)&NAOKI-Tによるメロウ・チューン。
バラードもいいんだけど、個人的にはまだダンス・チューンをたくさんかっ飛ばして欲しい気がします。

それにしても、顔小さいし、細いねー。
気高さと人懐こいキュートを感じさせるルックスは、男も女も悩殺するねー。

次は、実際にVERBALと共演したところが見たいね。

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◇◇◇

<SET LIST>

≪みつき≫
01 ひとつだけ
02 青い風
03 大切なもの

≪AZU≫
01
02 CHERISH
03 VIOLIN

≪高田梢枝≫
01 世界の果てまで
02 グッピー
03 コロンブス
04 インコ
05 秘密基地
06 メダカが見た虹

≪May J.≫
01 Good Tymez
02 MY GIRLS
03 Here We Go
~DANCE SECTION~
04 DESTINATION
05 Dear...

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