1981年9月4日生まれの25歳。
自身の2ndアルバム『B'DAY』のリリース・プロモーションも兼ねて、日本武道館で全員招待制のバースデー・パーティを開いたんだとか。(自分は行かなかったけど)
今や“全世界の女性の憧れ”みたいなこと言われてる彼女ですが、1万人もの前で誕生日を祝ってもらうっていうのは、どんな気分なんでしょうかネー。
ビヨンセに関しては、彼女は「美」ばかりがトピックに挙がるが、それ以上に「強さ」と非常な「したたかさ」を感じずにはいられないのだ。デスティニーズ・チャイルドの変遷からみても解かるように。
フィーメール・ガールズ・グループにはよくありがちな、メンバーの脱退、加入という“イヴェント”を、デスティニーズ・チャイルドも経験してきた。
ビヨンセとラターヴィアが軸となっていたグループは、92年にビヨンセの従姉妹ケリー、さらに翌年にラトーヤが加わり、97年にデビュー。「No, No, No Part2」からチャート・インし、一躍トップ・ガールズ・グループとなるも、ラターヴィア、ラトーヤとビヨンセ、ケリー&マネージメントという対立の構図が出来ると、ラターヴィアとラトーヤを脱退させ、ミッシェルとファーラーを加入させる。休みがちだった、ファーラーが脱退し、ビヨンセ、ケリー、ミッシェルというトリオ・スタイルでその後シーンを席巻していったのは、承知の通りだ。
3rdアルバム『Survivor』のタイトルからも解かる通り、そこには“(この3人で)生き抜いていくのよ”といった、強い意志がみてとれる。“自分たちの選んできた道に偽りなし、信念アリ”という、正義感にも似た強固な自信がみなぎっているのだ。その後、各自のソロ活動後、4th『Destiny Fulfilled』で待望の復活をしたが、このアルバム・ツアー途中で解散発表。波乱なヒストリーだが、いつでもこのグループの舵取りをしていたのは、ビヨンセであった。そこには、彼女の「(生存競争における)強さ」と「したたかさ」を痛く感じるのである。
前述の、それぞれのソロ活動後復帰作『Destiny Fulfilled』のジャケットでは、それまでほぼ中央で写っていたビヨンセが左にいる。真実は解からないが、ビヨンセの圧倒的な存在感ばかりがスポットを浴び(実際そうなのだが)、その結果、バランスが悪くなり解散…という方向へは持って行きたくなかった、ビヨンセの計算なのでは、とさえ思ってしまう。
実際、このアルバムでは、ビヨンセ以外の2人、ケリー、ミッシェル(特にミッシェル)のヴォーカルが強い印象を残すのだが。
来年は、日本でもライヴをしたい、とのこと。さて実現しますか。
◇◇◇
ここまで言っといてなんですが、どちらかというとデスチャよりもTLC派だったりするんですが。
いや、それよりは、SWVかな。いや、それだったら、EN VOGUEのがいいな。Eternalとかクレオパトラとか3LWとかいたなぁ……
(キリがないのでこの辺で)
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