連休中、フェニックスの宿る街、そして、現在放送中のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主人公、徳川2代将軍秀忠の正室、江(ごう)や茶々、初の浅井三姉妹ゆかりの街、越前は福井に行ってきました。
何の事前計画もないので、福井が押す三大観光地(なのか?)、船越英一郎が自殺しようとする犯人を説得する場面で知られる(?)東尋坊と戦国大名朝倉氏の遺跡・一乗谷、曹洞宗大本山の永平寺へ行くことに。
最初は、東尋坊へ。福井からえちぜん鉄道で三国港。そこから、徒歩で向かいました。驚いたのは、えちぜん鉄道にはアテンダントという女性客室乗務員というか車掌が常務していました。1両車両の決して乗客率が高いともいえない路線なのに。乗車券の販売・回収や車内アナウンス、高齢者などの乗降時のサポートを行なってました。しかも、可愛い人が多いからか、駅などで写真を撮られるアテンダントもいました。ファンもいるようです。嶋田郁美さんというご自身もアテンダントの方が著された『ローカル線ガールズ』という著作もあるみたいです。
当初は、東尋坊→一乗谷という予定でしたが、東尋坊から福井へ戻った時、えちぜん鉄道の一日乗車フリー切符で永平寺の最寄り駅まで同じ切符で行けるじゃないかと思い、一乗谷行きから急遽永平寺へ行くことに。しかし、ローカルをなめていた。永平寺口駅を降り、バスの待合室へ向かうと人が一人しかいない。バスの時刻表を見ると、次のバスが2時間後。うへー。10年ほど前は、永平寺まで鉄道があったと思ったんだけど(廃止されてた)。タクシー乗り場に行くと、タクシーが待っているのではなく、電話して呼ぶスタイル。で、永平寺までが約2200円。この寒い中、片道2200円あるいは2時間以上待ちなんてやってられんと思い、「歩いていってやる」とウォーキング開始。勢いよく駅を出たものの、途中で「永平寺 7km」という看板に出会い、(東京での7kmなら歩けないことはないが)国道一本とはいえ山道の、土地勘がない道を寒い中行くのはどうかと思い引き返すことに。7kmだと登り道ということを考えて約2時間。それなら途中でバスに抜かされるから、バスを待つことにした。
やることがないので、いろいろ考えているうちに、「でも、待てよ。これ永平寺からの帰りのバスはあるんだろうか……」と思い、携帯でバス時刻表を調べまくる。そうしたら、この日は永平寺から永平寺口へのバスには乗れないということが発覚。それは厳しすぎるということで、泣く泣く永平寺口から引き返すことに。しかも、鉄道はすぐにこないので、結局バスに乗る時刻まで永平寺口周辺で待ちぼうけを食らった。さらに、やって来た福井駅行きの鉄道には、アテンダントが乗っていない……。永平寺に行かずとも、修行させてもらった気分でした。(なんじゃそれ)
再び福井へ戻る途中、携帯の充電が切れそうな気配だったので、携帯ショップで充電するかと思ったら、ショップが福井駅近くにない……仕方なく、そのままホテルへ戻って充電した後、ソースカツ丼の元祖(諸説あるらしいが)“ヨーロッパ軒”総本店へカツ丼を食いに行く。単品850円。普通に美味かったデス。
翌日は、教えてもらった美味いという寿司屋へ行くことに。福井駅から歩いて30分くらいの距離なので、歩いていこうと決意。ただ、福井駅近辺とは違い、歩道が完全除雪されていないところもあって、多少ペースが落ちたことも否めないが……到着した時刻の10分前に、その店は“準備中”となってしまっていた……。
仕方なく、福井駅へ戻り、駅ビル内にある回転すし屋でお茶を濁す。しかも、「ヒラメ1つください」「すみません、ヒラメ終わっちゃったんですよねー」みたいな。そういう人生ですオレは。
まぁ、東尋坊に立った時、突風で落ちて死なずに帰ってきたことをよしとしますか。結局、
出すって、大切ー!!
ではなくて、
下準備って、大切ーって話でした。はい。
次に来た時は、浅井三姉妹ゆかりの地を巡ってやるぞ。
アザイズム(チームI)
茶々、初、江! 浅井三姉妹~♪
あ、これじゃなかった。こっち。
さすがに現在大河ドラマで放映中ということもあって、町中にこの
◇◇◇
この看板を信じて左の道を行くと、“行き止まり”なので注意。(爆)
なんだか、岩しか写真撮ってないじゃねぇーか!(爆)
以上です、キャップ。