新幹線で新大阪、JRで大阪を降りて阪神梅田へ向かったのですが(毎回来るたび思いますが、関西はターミナル駅でも駅舎が離れていることが多く、乗り換えが面倒。JR駅構内には阪神電車への記述も見つからず)、阪神梅田へ着くなり「甲子園球場は内外野ともに満席で入場券を持っていない人は入れません」のアナウンス。「うおおおお」と思いながら、とりあえず急いで甲子園球場へ。当初は入場料無料の外野席でしっぽり、とか思いましたが、とにかく入ること優先にして1塁側のアルプス応援席のチケットを購入して、何とか席を確保。木更津総合の試合は終わってしまっていたので、明徳義塾、創志学園、鳴門の1塁側のチームの応援を見ながら大甲子園を堪能しました。創志学園は全国展開している単位制の高校ゆえ、ひっきりなしに「はじめまして」「久しぶり」みたいな挨拶が交わされるというちょっとアレな応援席の光景でしたが(苦笑)、系列の環太平洋大学の吹奏楽を引っ張り出してきての演奏の音量はなかなかのものがありました(心中は3塁側の盛岡大付を応援していたけれども)。
鳴門と智辯学園は智辯(といっても和歌山が元祖らしいですが)の応援曲として知られる「アフリカン・シンフォニー」を両校で演奏するというバトルも。鳴門は県立校ですが、5年連続出場ということで、甲子園の応援もチアも統率が取れていて慣れたもんでした。智辯学園の「ジョック・ロック」はさすがの完成度でした。
鳴門と智辯学園の試合は最後まで見たかったのですが、ノエスタでのFC東京とヴィッセル神戸の試合に間に合わなくなってしまうので8回終わって2対2の段階で甲子園を後にしました。甲子園を出た瞬間に鳴門が得点を挙げるというついてない展開に、少し嫌な感じがしましたが、それはノエスタで現実のものになりました……。
あと、たぶん10年ぶりに甲子園に行って気づいたのは、カチワリ氷が進化していたことですね。以前は夜店の金魚すくいでもらえる水袋みたいなのにストローが差してあっただけなのに、長方形でサイズも大きくなり、デザインもなぜかドラえもんでした。
翌日は、FC東京の不甲斐なさにたらふく高級な神戸牛を食い尽くしてやろうかと思いましたが、ノエスタグルメで1700円もする神戸ステーキ丼を食ってしまい金欠に拍車がかかってしまうのを考慮した結果、食うより散策することに計画を変更。神戸にほどよく近い有馬温泉へ行くことに。ただし、時間がないから温泉には入らず帰ってくるという、アリャマ~な展開でしたが、ボルガライスも食べたし、炭酸せんべいも試食出来たし、炭酸サイダーも飲めたし、揚げかりんとうも食べたし(結局飲んで食ってばっかりじゃないか)、楽しめましたよ、ハイ。
帰りは谷上から北神急行北神線で一気に三宮へ。全長7276mの北神トンネルで直線的に南下するので、あっという間に三宮へ到着(その代わり運賃は高い)。さあて、マリンタワーや異人館でもふらっと見て回って……なんていう時間もなく“さんちか”周辺をフラフラしただけで直ぐに新大阪へ移動しましたが、神戸は港町だけあってやっぱりどこか横浜っぽい感じがしました。
次はセンバツの頃に、FC東京の試合(対G大阪や神戸あたりで)を兼ねて行きたいですね。ただし、あくまでもFC東京がJ1に残留していればの話ですが……。
ということで、いつもながらカメラマン気取りで撮った写真の一部でも載せておきます。
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以上です、キャップ。