池袋のシネマロサにて1日だけの上映、『SR2 サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』をまたまたまたまた観賞（SPOTTED PRODUCTIONSとシネマ・ロサのコラボ企画上映「SPOTTED63」の第2弾で、“音楽×映画の実験室”＝“MOOSIC LAB”と題した特集上映の開催の一つ）。
細かいことは以前の日記に書いてあるので省略。まぁ、良いものは良い！ ということです。特に、現実的にさまざまなリミットが迫ったアラサー女子やそんなアラサー女子を理解しなきゃいけない男子群は必見。シリーズ初作と展開や状況は変わらないのに、映画としてレヴェルアップしているところもイイ。毎度パターンが決まっているのに好視聴率を稼いだ『水戸黄門』やら人気映画『釣りバカ日誌』のような継続もアリですな。
課題としては、やっぱり北関東なのに訛りがあまり感じられなかったところと、河原でのフリースタイルバトルで（おそらく後からかぶせた）トラックとラップがズレていたところか。あそこは、逆にズレていていいんだと思う。それの方が生々しいし、痛いのに懸命さが伝わるんだと思うんで。
上映終了後イヴェントがあり、T.K.D.武田先輩、ミッツーを除くB-hackのメンバーが登場。加えて、『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が『劇場版・神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』を撮ったということから、神聖かまってちゃんのmonoも登壇。企画主旨としてはmonoが『SRサイタマノラッパー3』への（出場を賭けた）公開オーディションをするということだったのだが、何も知らされていないままステージへ上げさせられた武田先輩がいうように、当初は多くが誰の何のためのオーディションだか不明のまま進行。（笑) そこへ、IKKU、TOM、MIGHTYのSHO-GUNGが乱入し、monoとラップバトルへ。TOMはすでに酒が入ってヘロヘロで（しかも、mono同様、カンペを見ながらのフリースタイル）、クールに決めるMIGHTYもやや戸惑い気味。IKKUの最初にかましたラップが一番まともだったという……ラップを始めてからほとんど成長しない（by 武田先輩）ライミングで場内を沸かせたりした。
それを考えると、初っ端でフリースタイルを堂々と披露し観客を乗せたクドーは素晴らしい。というか、(このメンバーにおいては）スキがなさ過ぎて逆にラッパーへ転向するのか、とも思ったり。（笑） クドーは女子高だったら絶対モテるタイプ。男以上にキメていてかっこよすぎる。ただし、そういう見た目な人ほど、実は甘えたがりだったりするかもだけど。
アユムは自分の中ではもう深津絵里。毛糸の帽子がキュートだった。するめ的に好きになってくる。タイトルが長い映画（by アユム）＝『人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女』が4月にレイトショーで公開されるようで、観に行くことも検討中。
マミーはバウスシアター以来の再会（勝手に“再会”言うな、かな…苦笑）。自分の中ではもう山田優。いや山田優よりカワイー。映画ではソープ嬢ということで股をおっぴろげるしぐさが多く見られたけど、健気な人っぽい。
ビヨンセと初遭遇したのだが、ちっちゃいのね。もしかしたらアユムよりも小さい。でも、スクリーンで見るとあの存在感。メイクのせいだけじゃない。個人的にはビヨンセは次作でも絡んでもらいたい。議員落選した父親が群馬から栃木の選挙区に鞍替えしたとかそんな理由つけて娘のビヨも栃木へゴー、みたいな。（笑） サントラ聴いてもらえば解かると思いますが、クドーはもちろん、ビヨのラップのハマり度もかなりのもの。いやぁ、ステージで「デスティニーズ峠」を披露して欲しかった。（笑）
グダグダでも楽しい進行で（最後には本当にただ観賞しに来ていた、神聖かまってちゃんのちばぎんも乱入）、クドーが「大団円、ということで」と発して締め。イヴェント終了後はロビーにて出演メンバーとの撮影会も。自分もB-hackメンバーと写真パチリしたりトークしたりしたかったんですが、TOM以上にトゥ・シャイ・シャイ・ボーイ（ボーイなのか…？）なので、武田先輩（『SR1』のサントラは、以前武田先輩兄弟から直手渡しされて買った…笑）、TOM、クドーと挨拶を交わして帰途に着いた。いやー、クドー爽やかだわ。
もっと言いたいこともあるんですが、まずはこの辺で。DVD化もされるようなので（もちろん購入するつもり！）、これまでで見逃してしまった方も、DVD化の際には是非、是非。
