みなさま、かなりのお久しぶりです。
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パパと私を残して
jujuぽんは逝ってしまいました。
7歳と26日の一生でした。
昨日ははやいもので6ヶ月目の祥月命日でした。
今もまだ思い出すと涙が止まらなくなるので
なかなかこのブログも書けないでいたのですが
時々気にかけて頂き覗きにいらして頂いている皆様にお知らせもせず
このまま新年を迎えるのは申し訳なく、
ここにご報告させて頂かねばと思った次第です。
いまだに心の整理がついていなくて思いつくままの乱文になると思いますが
もしよろしければ、少しのお時間
お付き合い頂ければと思います。
☆..:*・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆:*・☆..:*・゜☆..:☆..:*・゜☆..:*・゜☆..
パパも私も、今度のお誕生日はまだ折り返し地点だとばかり思っていた4月、
7歳のお誕生日を迎えるケーキを早めに注文したつもりでしたが、
この6月、これが最後のお誕生日となってしまいました。
jujuぽんは
優しくて思いやりのある子で、
夫婦げんかの仲裁係でもありました。
どんな小さな初めてのお友達でも仲良く遊んで
けんかには極力近寄らないような
我が家で唯一の(笑)温和な子でした。
わたしたちの宝物でした。
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異変は5月初めころだったでしょうか。
腰をかばうようなお座りが目につくようになり、
日を置かず足を引きずって段差を「上れない」と訴えるようになり
朝はなんともなかったものが夕方には足がふらつくのを見て
あわてて病院へ駆け込むも、
まず検証するのは軽度の病気なので
「1週間様子を見て」という。
しかし深夜に眠れないほど痛そうに
肩で息をするのをどうにも見かねて
夜中2時ごろ初めての救急病院へ。
朝までかかって検査して頂いて
CTでは内臓に異常がなく、肺に点々と影があると知らされました。
今思えばこの時すでに先生は「転移」と考えられていたと思われる言葉も口にされて
「最悪の覚悟もされたほうが」と仰られたのを記憶しています。
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最後のお誕生日。
病気によっては時間との戦いという頭もあって
まずは病名をはっきりさせるべく
CTやMRI等が整い、尚且つ飛び込みでも診て下さる病院を探し
いくつかの病院をピックアップした中で
横浜の病院にご縁を頂くことになりました。
結局わかった病名は「椎体腫瘍」。
腰に近い骨ひとつをぐるりと巻き込むほどに腫瘍は大きくなり
取り除くのは不可能。
尚且つ骨髄に達し、血液製造にも影響を現し始めていて
手術もここが限界。
手術しなければ化学療法はできず、化学療法は傷が癒えるまでできない。
傷が癒えるのを待つのは、ガンの進行が早ければ間に合わないかもしれない。
瞬時に判断せねばならないことが一気に襲いかかってきて、
かなり混乱して迷いながらも「手術はせずにまずは放射線治療を」ということに落ち着きました。
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放射線治療で一時的にマヒしていた後ろ足が回復。
りゅうと大分仲良くなってきた頃。
「椎体腫瘍」。
生きてさえいてくれれば
何か方法が見えてくるのではないかと
ほぼ無理な望みだと理解しながらも
手を尽くしました。
しかし
どこをどう考えても受け入れ難い重篤な病名。
そうは言っても実際に病状は刻々と悪化し、
受け入れ難いとか難くないとか言っている猶予はなく
次々に手を打たねばという焦燥と「死は免れない」という容認しがたい近い未来の事実に
家族皆押しつぶされそうになりながらの一ヶ月半。
日一日と明らかに悪化する病状の中、
jujuぽんは辛い治療も麻酔も放射線も
そしてイヤイヤの入院も頑張ってくれました。
できるだけわたしたちの側にいてくれようと。
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そんな短い闘病生活の中、わたしたちは
息をしているだけでもいいから側にいてほしいという思いと、
すさまじい痛みに麻薬で耐え、けなげにわずかに尾を振ろうとするjujuぽんを
早くこの苦しみから解放させてやりたいという矛盾した思いが
つねに混在しながらの介護に自分自身が混乱していたような気がします。
週に一度入院しながらの
6回の予定で始まった放射線治療を
毎回全身麻酔に耐えながら頑張ってくれたjujuぽんですが、
如何せん病巣の場所が悪く、
血小板の減少やら赤血球の減少やら肝機能の低下やら
治療方針が相反する、しかも急激に悪化する一方の症状に
ついに体が持ちこたえきれず放射線治療は4回で中止。
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それでも一時は下半身不随が劇的に回復するという
明らかな成果も見えて一瞬喜んだりしましたが、
その後は日を追うごとに目に見えて悪化し
やっと7歳を迎えて一ヶ月もたたずに
jujuぽんは私たちの腕の中で息を引き取りました。
パパの
「もうがんばらなくていいんだよ」と言う声に応えるかのように。
あれだけの過酷な病魔との闘いであったにもかかわらず
亡くなった後の表情は穏やかで、
眠っているようにしか見えませんでした。
この拙ブログをごひいきに毎日おいで頂いていた皆様には
ご心配をおかけしているであろうと思い、
早くにご報告をと思っていましたが、
書きだす度に闘病中のいろいろを思いだして結局書くことが出来ないまま
このように時間が経ってしまって申し訳ありませんでした。
また、このことで色々ご尽力くださったお友達の皆様には、
どんなにか精神的に支えになって頂いたことかと感謝の言葉もありません。
そしてかなり必死のわがままを寛容に受けて下さった獣医師の皆様…
毎日些細なことまで快く電話応対して下さったY先生、
一緒に涙を流してくれたH先生、
深夜にもかかわらず何度も診て下さったにS先生、
今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
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はからずも3月に迷い込んできたりゅうと、
jujuぽんがご縁のロシアンブルーの子猫に慰められながらも
早すぎる、そして急ぎ過ぎなjujuぽんの死が
未だに信じられない思いです。
今もまだ体の一部の空っぽをもてあますような気持ちです。
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それでもいつも一緒にいてくれたjujuぽんには
我が家に来てくれたことに
一緒にいてくれた7年弱の歳月に
優しい気持ちの数々に
ありがとうという言葉しかありません。
可愛くて優しくて大好きなあんずちゃん、
ありがとうね。
パパとママの胸の奥でいつも一緒だよ。
そしてまたいつの日にか
きっと会おうね。
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皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
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パパと私を残して
jujuぽんは逝ってしまいました。
7歳と26日の一生でした。
昨日ははやいもので6ヶ月目の祥月命日でした。
今もまだ思い出すと涙が止まらなくなるので
なかなかこのブログも書けないでいたのですが
時々気にかけて頂き覗きにいらして頂いている皆様にお知らせもせず
このまま新年を迎えるのは申し訳なく、
ここにご報告させて頂かねばと思った次第です。
いまだに心の整理がついていなくて思いつくままの乱文になると思いますが
もしよろしければ、少しのお時間
お付き合い頂ければと思います。
☆..:*・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆:*・☆..:*・゜☆..:☆..:*・゜☆..:*・゜☆..
パパも私も、今度のお誕生日はまだ折り返し地点だとばかり思っていた4月、
7歳のお誕生日を迎えるケーキを早めに注文したつもりでしたが、
この6月、これが最後のお誕生日となってしまいました。
jujuぽんは
優しくて思いやりのある子で、
夫婦げんかの仲裁係でもありました。
どんな小さな初めてのお友達でも仲良く遊んで
けんかには極力近寄らないような
我が家で唯一の(笑)温和な子でした。
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異変は5月初めころだったでしょうか。
腰をかばうようなお座りが目につくようになり、
日を置かず足を引きずって段差を「上れない」と訴えるようになり
朝はなんともなかったものが夕方には足がふらつくのを見て
あわてて病院へ駆け込むも、
まず検証するのは軽度の病気なので
「1週間様子を見て」という。
しかし深夜に眠れないほど痛そうに
肩で息をするのをどうにも見かねて
夜中2時ごろ初めての救急病院へ。
朝までかかって検査して頂いて
CTでは内臓に異常がなく、肺に点々と影があると知らされました。
今思えばこの時すでに先生は「転移」と考えられていたと思われる言葉も口にされて
「最悪の覚悟もされたほうが」と仰られたのを記憶しています。
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最後のお誕生日。
病気によっては時間との戦いという頭もあって
まずは病名をはっきりさせるべく
CTやMRI等が整い、尚且つ飛び込みでも診て下さる病院を探し
いくつかの病院をピックアップした中で
横浜の病院にご縁を頂くことになりました。
結局わかった病名は「椎体腫瘍」。
腰に近い骨ひとつをぐるりと巻き込むほどに腫瘍は大きくなり
取り除くのは不可能。
尚且つ骨髄に達し、血液製造にも影響を現し始めていて
手術もここが限界。
手術しなければ化学療法はできず、化学療法は傷が癒えるまでできない。
傷が癒えるのを待つのは、ガンの進行が早ければ間に合わないかもしれない。
瞬時に判断せねばならないことが一気に襲いかかってきて、
かなり混乱して迷いながらも「手術はせずにまずは放射線治療を」ということに落ち着きました。
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放射線治療で一時的にマヒしていた後ろ足が回復。
りゅうと大分仲良くなってきた頃。
「椎体腫瘍」。
生きてさえいてくれれば
何か方法が見えてくるのではないかと
ほぼ無理な望みだと理解しながらも
手を尽くしました。
しかし
どこをどう考えても受け入れ難い重篤な病名。
そうは言っても実際に病状は刻々と悪化し、
受け入れ難いとか難くないとか言っている猶予はなく
次々に手を打たねばという焦燥と「死は免れない」という容認しがたい近い未来の事実に
家族皆押しつぶされそうになりながらの一ヶ月半。
日一日と明らかに悪化する病状の中、
jujuぽんは辛い治療も麻酔も放射線も
そしてイヤイヤの入院も頑張ってくれました。
できるだけわたしたちの側にいてくれようと。
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そんな短い闘病生活の中、わたしたちは
息をしているだけでもいいから側にいてほしいという思いと、
すさまじい痛みに麻薬で耐え、けなげにわずかに尾を振ろうとするjujuぽんを
早くこの苦しみから解放させてやりたいという矛盾した思いが
つねに混在しながらの介護に自分自身が混乱していたような気がします。
週に一度入院しながらの
6回の予定で始まった放射線治療を
毎回全身麻酔に耐えながら頑張ってくれたjujuぽんですが、
如何せん病巣の場所が悪く、
血小板の減少やら赤血球の減少やら肝機能の低下やら
治療方針が相反する、しかも急激に悪化する一方の症状に
ついに体が持ちこたえきれず放射線治療は4回で中止。
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明らかな成果も見えて一瞬喜んだりしましたが、
その後は日を追うごとに目に見えて悪化し
やっと7歳を迎えて一ヶ月もたたずに
jujuぽんは私たちの腕の中で息を引き取りました。
パパの
「もうがんばらなくていいんだよ」と言う声に応えるかのように。
あれだけの過酷な病魔との闘いであったにもかかわらず
亡くなった後の表情は穏やかで、
眠っているようにしか見えませんでした。
この拙ブログをごひいきに毎日おいで頂いていた皆様には
ご心配をおかけしているであろうと思い、
早くにご報告をと思っていましたが、
書きだす度に闘病中のいろいろを思いだして結局書くことが出来ないまま
このように時間が経ってしまって申し訳ありませんでした。
また、このことで色々ご尽力くださったお友達の皆様には、
どんなにか精神的に支えになって頂いたことかと感謝の言葉もありません。
そしてかなり必死のわがままを寛容に受けて下さった獣医師の皆様…
毎日些細なことまで快く電話応対して下さったY先生、
一緒に涙を流してくれたH先生、
深夜にもかかわらず何度も診て下さったにS先生、
今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
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はからずも3月に迷い込んできたりゅうと、
jujuぽんがご縁のロシアンブルーの子猫に慰められながらも
早すぎる、そして急ぎ過ぎなjujuぽんの死が
未だに信じられない思いです。
今もまだ体の一部の空っぽをもてあますような気持ちです。
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それでもいつも一緒にいてくれたjujuぽんには
我が家に来てくれたことに
一緒にいてくれた7年弱の歳月に
優しい気持ちの数々に
ありがとうという言葉しかありません。
可愛くて優しくて大好きなあんずちゃん、
ありがとうね。
パパとママの胸の奥でいつも一緒だよ。
そしてまたいつの日にか
きっと会おうね。
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このような拙いブログをごひいきにいつも足をお運びくださった沢山の皆様、長い間ありがとうございました。
末筆になりましたが愛犬家の皆様の元、かわいい御子息ご息女たるワンコたちの健康で幸せな一生をお祈りしております。
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皆様、よいお年をお迎えくださいませ。