5年前の震災も音楽劇のときだった
熊本は
数えきれないほどのゆれがつづいて
きのうも震度5
きょうも震度5のゆれ
たとえ
家が無事で
食料があって
お風呂に入れる状況のひとでさえ
数えきれないほどのゆれの
恐怖のストレスは
どれほどだろう
きょうの被災地の声
益城町の家族が
普段なら一時間のところ
あれこれの渋滞で
2時間かけて
お風呂に入りにきたそう
停電と断水のメールを最後に
連絡がとだえたひとは
自分もたいへんな中
休日もなく
ひとのために働いているそうだから
趣味のこと
自分が行く予定の
音楽劇のことは
あとまわしになってるんだろうなぁ
被災地でも
あとから一般発売で買い求めたチケット
行かれなかった場合は
どうなるんだろう
音楽劇福岡公演開催決定の知らせに
ほっとしたひと
そうでないひと
ふたつの思いがあって当然だと思う
5年前に
芝居観劇中に
芝居が中止になるほどの恐怖を感じて
その夜も
知らない土地でゆれを感じながら
恐怖の一夜を過ごして
後日
同じ場所での再演に
恐怖のトラウマで
足を運べなかった自分だから
いつゆれがくるんだろうと
おびえながらの
観劇は。。。。。
熊本以外 大分や福岡でもゆれを感じて
きょうは
九州以外でも
ゆれのきょうふを感じた友達の声をきいて
5年前は
自分が行く予定の劇場も
宿泊先も
交通機関も
全部被災して公演中止になって
返金および
東京公演の振替が可能になって
そのときは中止に
残念より
ほっとした
今回の開催場所の福岡は
交通機関も
宿泊先も
大丈夫だから
普通のことが
普通にできる地域だから
九州でも
行かれるひともいて
遠方からも行くひともいるだろうけれど
無事に幕が開いて
無事に幕が降りて
舞台にたつひとも
客席に集うひとも
4公演終わって
無事に家路につけることを
祈るしかできないけれど
5年前に
スーパーが被災して
買い物にも不便を感じ
計画停電の中
名古屋公演に足を運んだら
電気はこうこう
宿泊先では
結婚式の最中
食べる物は普通にあって
複雑な思いで食べた大きなエビフライだった
いろんな意味で記憶に鮮明に残って
朝刊のページめくったら
横須賀版のところにおっきな沢田研二の文字
自然にストレスを感じさせることなく
自然を大切に守りながら
日々を暮らし
8月と10月
神奈川県で Julieの歌声が聴けることを願って