♪夢見る時間が過ぎたら♪

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今と昔を紡ぎながら

9.27舞台照明講座「舞台のあかりのキ・モ・チ」<2日目>④

2016年10月07日 22時25分07秒 | 舞台のあかりのキ・モ・チ

演者のあかりの最終チェック終えて

朗読者も交えて通し稽古

 

客電、客入れのあかり操作の指先みつめ

 

あかりをしぼって暗転

 

作業灯をたよりに、舞台のあかり操作

 

朗読劇スタート

 

演者にあたるあかりもみつめ あかり操作の指先もみつめ

照明があたったよだかの気持ちになったり、照明さんになったつもりだったり

 

 

通し稽古終えてカーテンコールのあかり

 

つぎは本番と同じゲネプロ

 

<宮沢賢治 よだかの星> 

見た目が醜いよだか

鷹の兄弟でも親類でもなく、鳥の仲間からは嫌われ者

美しいかわせみや鳥の中の宝石のような蜂すずめの兄さん

蜂すずめは花の蜜を食べ、かわせみは魚を食べ

よだかは羽虫をとって食べる

よだかはするどい爪もするどいくちばしもなく

どんなに弱い鳥もよだかを怖がることがなく

よだかの羽はむやみに強くて風を切って翔けるときは鷹のよう

なきごえがするどく、どこか鷹に似て

 

ある日、鷹がよだかに名前をかえるように言う

それは無理と、よだかの嘆きの場面

照明があたった「よだか」に感情移入しながら

パチリすることなく

場面ごとの照明と

照明が切り替わる瞬間の照明家の指先もじっくり観察

 

数日前に県立音楽堂で

岸恵子さんの朗読劇(一人芝居)

観たばかりだったので

照明も思い出しながら

舞台照明のできるまでを学んで

 

北とぴあ演劇祭舞台照明講座(5回目)

2日間で舞台照明の大まかを学んで

たった4時間だったけれど

舞台のあかりのキ・モ・チを共感できて

 

生活の一部になっているライヴや観劇

照明を通して

よりいっそう楽しめるような気がして

 

照明講座の3日後のJulieライヴ

ツアーで新たに追加されたホールの天井に映ったハートの照明

ホールの壁に映るシルエットにも模様が加わったり

ずいぶん、あかりのキ・モ・チが感じられて

 

照明家岩城保氏の言葉が印象に残って

照明に興味を持ったなら

専門的なことを

ネットで

あれこれ調べたりするよりは

現場に足を運んで

学ぶことが一番と

現場で技を磨いた職人さんならではの言葉

 


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