昨年の北とぴあライヴは後方の観賞だったので
ステージや天井などに映りこむ照明を味わって
Julieライヴから1年ぶりの北とぴあ
さくらホールではなく15階のペガサスホール
まだ開場前だから
17階の展望ロビーで王子駅周辺の夜景
長年足を運んでるJulieライヴで
後方観賞が多いおかげさまで
照明に興味を持つようになって
写真のJulieにも
ステージで歌うJulieの足元に映る模様の照明や
ホールの壁や天井に映る照明
客席にあたる照明
どんな照明機材からつくられているのかな
って
興味がわいてきたきょうこのごろ
散歩仲間が誘ってくれた勉強会は
北とぴあ演劇祭舞台照明講座「舞台のあかりのキ・モ・チ」
講師は演出家から「魔術師」と呼ばれる舞台照明家の岩城保氏
岩城氏の照明講座は今回で5回目
5回目にして初参加
<1日目>
舞台照明や機材設備について「照明機材をじっくり見てみよう」
◇照明機材の名前をあれこれ学習
・500Wの凸の照明があたった瞬間は眩しいことを体感
Julieライヴで客席に照明があたる瞬間
あたってもステージのJulieは観えるから、どんな照明の種類?
・500W フレネル
・575W SF436
・300W SF-PAR
◇照明機材の種類と仕組みを学習
・上からあてる
・角度を決めて斜めからあてる
・真横からあてる
◇照明に色をつける(照明機材に色のフィルターをはめ込む)
◇GOBO(模様がカットワークされた鉄の板)
・それを照明機材にはめ込んで模様を映し出す
・舞台の床に映し出すときは上から下に向けてあてる
・天井に映し出すときは下から角度をつけて
・角度が決められた照明機材(36°=575W SF436)
◇パッチする(組み合わせる)
照明機材・コンセント・色・模様・角度など図面に記入
調光卓に読み込ませる
◇図面の読み方
・灯体(照明機材の種類)
500W凸、500W フレネル、575W SF436、300W SF-PAR
・DMXアドレス(天井のコンセントの番号)
・地あかり(500W フレネル)
W(生・色がない)→前・オク(シルエット)
B(ブルー73)→前とオク
・ブッチ(500W凸)斜め・クロス→つら・前・中・奥
・まえあかり((500W フレネル)
・ナナメ(300W SF-PAR)
#78→青 下→上 ・青 上→下
#35(オレンジ)→アンバー下→上 ・アンバー上→下
・500W凸→センタートップ・センターネライ・センターバック(シルエット)
・575W SF436
模様→ソースフォー
SS→前・奥
・作業灯(調光卓作業)
・客電(500W凸)
◇調光卓
・舞台や客席の照明をコントロール
・大きな劇場やホールには調光室でコントロール
◇照明機材・コンセント・色・模様・角度など調光卓に読み込ませる
◇調光卓に読み込ませた各照明を状況に合わせてレバーで操作
<照明の組み合わせ>
歌舞伎など複雑な照明はパソコンに読み込ませコントロール
◇朗読劇(宮沢賢治のよだかの星)場面ごとに効果的な照明を研究
・劇を見ながら
・台本を観ながら