元晶煜

スポーツマーケティングに関する情報交換や交流の場にしたいです。

最近元ゼミで取り上げられたHead-line News

2007-10-27 14:57:50 | Weblog
9月27日

ゼミ担当教員:「アメリカ研修報告会」
→夏休みに行った経営学部アメリカ研修の報告を行った。

10月4日

佐藤君:
1「ミヤンマー大規模デモについて」
→討論内容:問題の発端と背景、関連用語の確認、今後の展望など
2「時津風部屋の力士死亡問題」
→死亡に至った経緯、大相撲の国際化や今後のあり方など

ゼミ担当教員:
3「郵政民営化がスタートする」(2007.10.1、読売)
→郵政民営化の意義、今後郵政サービスはどう変わるか。郵政民営化の課題と是非など
4「アシックス鬼塚喜八郎会長の死去」(2007.10.1、読売)
→アシックスの創立者である鬼塚喜八郎会長が9月29日死去した。ナイキのフィリップ・ナイトとも深い関係である鬼塚会長は1990年に設立した「日本スポーツ産業学会」の会長も歴任、日本のスポーツ界に大きな貢献をされた。

10月11日

中村君:
1「トヨタ自動車国内販売3年連続減少」
→トヨタ自動車の国内販売台数減少の原因と背景、若者の車離れなど

宮城君:
2「時津風部屋での力士死亡問題の波紋」
→事件発生以来の相撲界の疑惑と今後のあり方
3「自殺手助けサイトの現状」
→なぜ自殺者がそのサイトに手助けを依頼したのか、なぜ人間は自殺するのか。

10月18日

矢橋君:
1「亀田事件」
亀田選手の反則行為はなぜいけないのか?処分は妥当なものか?
2「原油高騰」
原油高騰の原因とその影響、関連用語の確認(先物市場、サブプライムローン)

小助川君:
3「紀元会集団暴力事件」
紀元会とは、事件の原因は何か。そもそも宗教とは何か。
4「コジマ電気のリサイクル法違反」
なぜ各家電メーカーによるリサイクル法違反が繰り返されるのか?家電リサイクル法の仕組みとは?

10月25日

大澤さん:
1「政府の財政赤字と増税問題」
政府は本気で歳出削減をする意志があるか?今後の見通しは?消費税アップが自民党政権に与える影響は?政権交代はあるか?
2「広辞苑に若者言葉」
広辞苑の変化、新たな取り組み、関連用語の定義、言語の社会性など

市場さん:
3「迷惑メール対策中間報告書案」
迷惑メールの実態、防止対策、法整備による本当に迷惑メールは減るのか。
4「郵政、KDDIと提携し、携帯を利用した年賀状システムキャンペーン」
その内容や利用方法、今後の課題など

元ゼミナール(スポーツ経営ゼミ)履修ガイド

2007-10-24 12:05:24 | Weblog
「元ゼミナール履修ガイド」

テーマ「スポーツ経営を学ぼう!」

現在ゼミ員数 11名 募集人数 6名

「ゼミの内容について教えてください」

1.Head Lines:(毎週実施)
(1)内容:ゼミ生各個人が、最新の時事問題(スポーツ、スポーツビジネス、企業経営、国際問題など)をとりあげ、その背景や原因などについてプレゼンテーション。また、そのテーマについてゼミ生全員と教員による議論を行います。
(2)目的:まず、世の中の出来事についての関心や知識を深めることと、自ら様々な情報を仕入れる能力を養う。また、一つのテーマについて様々な観点からみんなと議論することによって論理的思考力と広い視野を持つことを目的とします。
2.フィールド調査:(年1回実施)
(1)内容:一つのテーマについてゼミ生全員で役割分担し、フィールド調査を行い、学内発表あるいは学会発表を目指します。
(2)卒業研究のための準備として、調査法の演習(研究テーマの設定、データの統計処理、分析)を目的とします。
3.ゼミ合宿あるいはゼミ旅行:(夏・冬休みを利用)
(1)学外(海外を含む)に足を運び、新しい体験をしてほしいと思います。
(2)国際化が進む中、ゼミ生各個人により広い世界観を持ってもらうことが狙いです。

「求める学生のタイプについて教えてください」

基本的には、私が担当している「スポーツ経営学入門」を受講した人が望ましいですが、大事なのは学習意欲やスポーツ対する情熱です。また、スポーツの専門職を本気で目指している学生が多く入ってくれることを望みます。

「元ゼミではこんな文献を使います」

「Principles of Marketing」 P. Kotler & G. Armstrong 著
「スポーツマーケティング」 広瀬一郎 著
「Consumer Behavior」 L. Schiffman & L. Kanuk 著

2007年度静岡産業大学アメリカスポーツビジネス研修概要

2007-10-16 11:09:38 | Weblog
「2007年度静岡産業大学経営学部アメリカ研修概要」

1.実施期間:2007年9月5日(水)~12日(水)・6泊8日間

2.参加人数:学生10名(スポーツビジネスコース6名+トレーナーコース4名)、
引率教員1名

3.研修内容
(1)9月5日(水):出国(成田発→ロサンゼルス着、KE001便)、現地到着、ロス市内観光(サンタモニカビーチ、ハリウッドなど)
(2)9月6日(木):
「午前」California State University - Fullerton訪問(大学スポーツ施設の見学、トレーナー実習)
「午後」All American Sports社訪問(会社説明やスタッフ紹介、ミニセミナー)
「夕刻」スポーツバー(希望者のみ)
(3)9月7日(金):
   「午前」スポーツビジネスセミナー「MLBのWebsite Business」:講師Alexさん
   「午後」Blair Stadium訪問(運営スタッフによるプレゼン、質疑応答、施設見学)
   「夕刻」MLB観戦(LA Angels vs. Cleveland Indians)
(4)9月8日(土):
   「日中」MLB Baseball Academy訪問、大型スポーツ用品店(スポーツビジネスコース)、Gold’s Gymにてトレーナー実習(トレーナーコース)
   「夕方」LA Galaxy球団関係者との面談(球場やチームのマーケティング戦略についての説明)
       MLS試合観戦(LA Galaxy vs. Colorado Rabbits)
(5)9月9日(日):San Diegoに移動
          NFL観戦(San Diego Chargers vs. Chicago Bears)
(6)9月10日(月):オプショナルツアー(Disney land)
(7)9月11日(火):現地出発(ロサンゼルス空港→成田空港、KE002便)
(8)9月12日(水):成田空港到着、帰宅

アメリカ研修学生感想文を公開します。

2007-10-16 11:06:24 | Weblog
「アメリカ研修感想文」

経営学部 スポーツ経営学科 3年 鈴木 土勇人

 
「全体の感想」
 全体を通して感じたのは、アメリカの人は生きることに対しての「情熱」のもちかたが日本人とは違うということ。実際に接してみて一言一言に重みを感じたし、文化を重んじて生活していくことの誇りを感じた。このたくましく生きる姿は自分も今後、吸収するべきだと思っている。
 今回、研修に参加して頭に詰め込みすぎて混乱することもあった。だけどそれだけ得るものも多かった証拠。これらの経験を生かすも殺すもこれからの自分の行いにかかってくるだろう。お金では変えられない価値。一生の財産であることは間違いない。
 ぜひ今の二年生には来年にでも参加してほしいです。きっかけなんてなんでもいい。ただ行きたいと思ったから、どんな仕事があるか見てみたいから、それぞれなんらかの理由があれば。
 確実に言えるのは行く前と後では心境の変化が丸っきり変わるということ。絶対に一回りも二回りも大きくなれるはず。旅は人を変えるとはこのことだろう。
 この充実した研修の日々をおくれたのもサポートしてくれた、現地の鎌塚さん、引率してくださったウォン先生、9人のメンバー、そして親のおかげです。本当にありがとうございました。この刺激を大切にこれからも気を引き締めた生活を送っていきたいと思います。

アメリカ研修学生感想文を公開します。

2007-10-16 11:04:53 | Weblog
「アメリカスポーツビジネス研修感想文」

経営学部 スポーツ経営学科 3年 坪井幸太

「全体の感想」
今回の研修を振り返ってみるととてもいい経験になりました。スポーツに関係した仕事に就きたいと思っていましたが、正直自分は一部の仕事しか見えていませんでした。アメリカに行ったことでスポーツに関係した自分の知らない仕事をたくさん見ることができました。自分がなりたいことをあきらめずにやっていきたいと思います。今回行きたくても行けなかった学生もいると思います。自分はこの研修は研修費用以上の価値があることを学べたと思います。この研修でお世話になった先生やガイドの方、また行かしてもらえた親に改めて感謝したいと思います。この経験をこれからの生活に活かして行きたいと思います。本当にありがとうございました。

アメリカ研修学生参加者感想文を公開します。

2007-10-16 11:03:20 | Weblog
       「アメリカ研修感想文」   横手 岳
 
研修以前のアメリカスポーツに関するイメージは、スタジアムでの観戦者の数やスポーツ人口の数というのがとても多いということ。大学でのスポーツがビジネス化され「カレッジスポーツ」と言われていること。そして4大スポーツそれぞれが大変人気だということだ。
 今回の研修では、大学や企業、市営施設、アカデミーなど様々なところでスポーツをビジネスとして働いている方々からお話をいただき勉強をし、またMLB、MLS、NFLを観戦しました。勉強以外にも初めての海外でしたので、すべての事がよい経験となった1週間でもあった。
 今回の研修でお話をして下さった方々は、それぞれ働く現場は異なるが、「スポーツが好き」「スポーツをよくしたい」ということを自分の中に持っているのだと感じた。
機会があれば今度はMLSについて深く勉強しアメリカに再度行きたいと考えている。

アメリカ研修に行ってきました。

2007-10-16 11:00:57 | Weblog
 「アメリカ研修を終えて」 

静岡産業大学 経営学部 講師 元 晶

 本学部では、3年前からアメリカ研修を実施しています。この研修は、本学部のスポーツビジネスとスポーツトレーナー関連講義の延長線上にあるもので、講義で学んだものを実際体験することを狙いとしています。特に、スポーツが文化として定着し、様々なスポーツビジネスが盛んになっているアメリカでの経験は、学生のみならず引率教員の私にとっても非常に刺激的なものであり、貴重な体験になりました。今回の研修先はカリフォルニア州のロサンゼルスとサンディエゴ地域で、6泊8日(9月5日~12日)の日程で、本学部の学生10名と引率教員1名が参加しました。ここでは、今回の研修内容や成果についてご紹介します。

まずは、日本ではあまりビジネスの対象になっていない公共スポーツ施設や大学スポーツのビジネス現状を実際体験できたことです。アメリカでは、公共スポーツ施設や大学スポーツもビジネス化されています。その背景には、1980年代レーガン政府が景気浮上策として行った減税政策のあおりを受け、全米の公共スポーツ施設の予算が大幅にカットされたことから、各スポーツ施設が自主財源を確保するために「マーケティング」や「スポンサーシップ」の考え方を積極的に導入したことがきっかけとなっています。そのため、我々の訪問先の一つであったロングビーチ市が持つブレアスタジアムというところも、収益向上のために様々なビジネスを展開しています。例えば、主にマイナーリーグ野球が開催されるスタジアムの施設稼働率を高めるため、CMや映画撮影場としても積極的に活用していたり、自ら子供たちや大人まで楽しめる様々なスポーツプログラムやスポーツリーグを企画・運営したりしています。また、もう一つの訪問先であるカリフォルニア州立大学フラトン校でも、スポーツ施設やチームの運営に関わる費用の中で、州政府の予算で賄えない部分を自分たちで確保するために、様々なビジネスを展開しています。そのための専門部署や専門スタッフなどのマネジメントシステムも確立されているのが現状です。

もう一つの成果は、現地で実際スポーツビジネスに携わっている方々とのネットワーク作りができたことです。特に、「All American Sports社」の丸目社長との交流を持てたことは非常に印象に残っています。「All American Sports社」は、旅行代理店としてスタートし、1996年野茂選手がメジャーリーグに進出の際に始めたスポーツ観戦ツアーをきっかけに、現在は、メジャーリーグのチケット販売代理業務、日本人メジャーリーガーのマネジメントやスポーツジャーナルリズムなどの様々なスポーツビジネスも行なっているところです。そこには、現地でインターンシップに参加している日本の大学在学生がいれば、スポーツビジネスの最前線で活躍している若手の日本人スタッフも数人いました。それ以外でも、メジャーリーグサッカー(MLS)の韓国人スタッフのユンさん、MLBメディア社のアレックスさんなど様々なスポーツビジネスの現場で頑張っている若者たちとの交流は学生たちや私にとって大きな刺激になりました。

今回の研修のもう一つのテーマは、私が研究テーマとしているアメリカの観戦型スポーツのマーケティングに関する現地情報収集や実体験でしたが、今回はMLB(メジャーリーグ野球)、NFL(アメリカンフットボールのプロリーグ)、MLS(メジャーリーグサッカー)を全て観戦することによって、それぞれの商品としての特性やマーケティング戦略の違いが明確になりました。特に、まだ比較的ビジネスとしての価値が低いとされるメジャーリーグサッカーでは、とにかくサッカーの楽しさを子供に伝えることや南米系移民の人たちをターゲットにしたマーケティング展開などに積極的に取り組んでおり、色々と参考になる部分が多く、印象的でした。

最後に、今回の最も大きな成果といえば、やはり学生たちの視野が広がったことでしょう。今やグロバル化の時代であり、ビジネスも世界を相手に行う時代です。こういった時代の流れに遅れを取らないためにも、歴史や文化の違う外国を実際に体験することは学生たちにとって、今後大きな財産になるでしょう。また、最初入国審査官から英語で質問されて困っていた学生たちが研修の最後には自分たちで買い物に行ったり、食事を注文したりすることをみて、彼らを非常にたくましく感じました。今後は、この研修プログラムをより良いものにすることと研修にいけなかった学生たちにその経験を伝えることに努めていきたいと思っています。