先日27日に無事終了いたしました。
合同開催となった安原君をはじめ、
手伝ってくれた皆様、来場いただいた皆様、
応援いただいた皆様全員に心からの感謝を!!!!
本当に、本当にありがとうございました!!!!
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日々の雑記の方でも同じ事書きましたけど、ここでも。
西川がこの作品シリーズをどれほど愛しているかというと
シリーズでアーケード版のものは基盤を買い占め、
オリジナル創作オンリーの活動方針の創作活動で、
唯一の二次創作同人誌(データベース本)までやったほどの
思い入れっぷりなのでして、
それが今回、シリーズ全作品が完全移植で収録、
しかもシリーズ化の原動力となった
『ワンダーボーイ モンスターランド』は
今回初めて改題等なしでのマトモな移植という快挙な訳なのです。
いや、本編はもちろんマニュアルといい
併録の資料といいよくまとめてます。
まさか海外マスターシステム版のMWⅢや
SG-1000版のワンダーボーイまで入っているとは…。
期待を裏切らない仕事ぶりに安心。
MWⅡと海外版MWⅢはパスワードをこまめに残しているので
好きなシーンから再開できますよ、うへへ。
なもんで一番思い入れのあるビデオゲームはどれ?
と聞かれれば割と迷わずこのシリーズと答えられるほどなので
ファンとしては、やるからには徹底的にいいものを出して欲しい、
と思っていた訳ですが、いい仕事してます。
海外版やセガ名義でリリースされた移植版も収録。
海外マスターシステム版モンスターワールドが
国内機で動かしたバージョンだけしかなかったり
海外アーケードのワンダーボーイデラックスが入っていないなど
抜けはあり完全ではないが
まぁ、大した問題ではないです。
各機種版すべてにサウンドテストもあり。
収録漏れやノイズ混入で涙を見た
モンスターランドのサントラのくやしさもこれで解消。
家庭用版はパッケージ、カートリッジラベル、マニュアルも収録。
セガマークⅢ版はパッケージ天地が未収録だったり細かい穴も。
当時の資料やBGM譜面も収録。
当時のゲームにして譜面からデータを起こしていたのか…意外。
しかしインストラクションカードは収録されず。なぜだ。
リプレイデータ収録は素直にうれしい。
当時のゲームセンター(今もか?)は
みんなで持っているテクニックを見せ合って
攻略のヒントにしたものですが
それを素直に思い出す感じ。
ゆえにモンスターレアのリプレイがないのが残念。
あの超高難易度でのノーミスプレイはぜひ見たいのですが…。
マニュアルには裏話などもたっぷり収録されてます。
…と、やり込み派、コレクション派、設定派と
多くのファンを納得させるボリュームで
まさにコンプリートコレクションといえるデキとなっています。
コピープロテクトのバッテリ式RAMの関係で
MAMEですら十分な再現ができなかったモンスターランドが
20年越しでやっと完全再現、というのが心からうれしい。
モンスターワールド4のメニューの"???"。
クリアしたら資料集が見れるようになるそうです。
…そしてサウンドトラックCDが同時発売されていました。
未収録曲が入ってるだけでも感激なのに
とってもステキなアレンジバージョンも入ってました。
ゲーム音楽のアレンジバージョンって基本は嫌いなんだけど
これのMWⅡのエンディング(スタッフロールの前に流れる曲)の
ギターアレンジはつたないながらもすごくよかった。
ちなみにモンスターワールドのサントラなので
モンスターワールドシリーズではない
ワンダーボーイシリーズの曲は未収録です。
アーケード版ワンダーボーイ3部作のサントラが
3年位前にサイトロンから『セガ アーケード 80's Vol.2』として出てるので
これがあれば全シリーズのサントラが揃うことになります。
ちなみにモンスターランドは
サイトロンの方にも収録されているけど
収録漏れ曲があります。
あぁ、それにしてもいい時代になったなぁ。
未だにワンダーボーイ関連のBGMが
全曲CD化したなんて信じられないほど。
今となってはなんでそう思ったのかはよくわからないけれど
当時ゲーム音楽が素晴らしいと感じた初めてのゲームが
『ワンダーボーイⅢ モンスターレア』だったので
個人的にはすんげぇ感慨深いものがあります。
あ、あともうひとつ、
サイトロンのサントラが出た後で
懐かしゲーム系のCD-BOXが出て
それにもモンスターランドが入ってたハズなんだけど
商品名が思い出せない…。
誰か知ってたら情報ください。
追記:
自己解決した。
『GAME SOUND LEGEND SERIES「LEGEND OF GAME MUSIC 2~PLATINUM BOX~」』
のディスク2でした。
収録曲は『セガ アーケード 80's Vol.2』と同じっぽい。
※ついカッとなって書いた。今は後悔している。
この文章は
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の
二次妄想文です。
トランスフォーマーのコアな予備知識のない方は
読まずにスルーしてください。
時は(海外設定の)ジェネレーション2戦争期。
かつて総司令官コンボイの後を継ぎ、
総司令官ロディマスコンボイとして活躍した彼も
その後のコンボイの復活により
司令官の証のマトリクスをコンボイに返還し、
元の姿であるホットロディマスへと戻り、
ファイアーボルトというパートナーを得て
ターゲットマスターに進化したりしつつ
のんびりとセイバートロン星で
その日暮らしの日々を送っていた。
が、事件はある日起きた。
●セイバートロン星サイバトロン領地郊外
ロディマス「こんな廃倉庫にエネルゴンキューブがこんなにたくさん…。」
ファイアーボルト「こいつぁきっとワケありのエネルゴンだぜ、関わらないほうがいい。」
ロディマス「そんな事ないって。ちょっとつまみ食いしようぜ…。」
ファイアーボルト「あーあ…コンボイ司令官に怒られてもしらないぞ。」
ウルトラマグナス「ロディマス、こんな所にいたのか?探してたんだぞ…って、おい!何してるんだ!」
ロディマス「あ!ウルトラマグナス!い、いや、これは、つい…。」
ウルトラマグナス「…ってロディマス…それ、食ったのか?」
ロディマス「あ…あ、ぁ………はい。」
ウルトラマグナス「ロディマス、これはとても大切な事だ。今すぐトランスフォームしてみろ。」
ロディマス「はぁ、いきなり何言ってんだよ?いいぜ、トランスフォーム!……あれ?」
ファイアーボルト「どうしたんだよロディマス?ふざけてるんじゃないだろうな?」
ウルトラマグナス「…遅かったか。いいかロディマス、それはただのエネルゴンじゃない。ニュークリオンだ。」
ロディマス「ニュークリオン!?」
ファイアーボルト「ニュークリオンっつったら体に取り込んだが最後トランスフォーム能力がなくなっちまうっていう…。」
ウルトラマグナス「そうだ。もうアクションマスターとして戦うこともないと思ってここに置いていたのだが…。よりにもよってエネルゴンキューブと間違えて食ってしまうとはな…。」
●サイバトロン基地
コンボイ「困ったことになったな。」
ロディマス「申し訳ありません。コンボイ司令官。」
コンボイ「今のままではビークルモードでの移動力を失ったのに加えファイアーボルトとの連携も半減してしまう。サイバトロン軍の戦力の損失は明らかだ。」
ロディマス「でもアクションマスターでトランスフォームできる奴らもいたっていうじゃありませんか!俺だって頑張れば…。」
ウルトラマグナス「それは一部の限られたエリートだけの話だ。お前なんかに…」
コンボイ「…いや、それも一理ある。どうだろう、私にいい考えがある。」
ウルトラマグナス「司令官?」
コンボイ「ロディマス、お前も昔は私の後を継いでサイバトロンを率いた身…。どうだ、これを機会にあらためて修行をしてみては?」
ロディマス「修行ですって?」
コンボイ「ここに地球人の少年サイズのプリテンダースーツがある。今からお前は地球人の少年ロディとなり地球での生活を体験してもらう。」
ロディマス「な、なんですって!?」
コンボイ「偶然にも地球での教員資格もある。赴任先も用意するから生活は出来るだろう。もちろん正体がバレないようにするんだぞ。我々の基本はいつになっても"Robots in Disguise"だからな!」
ロディマス「そんないきなり…。」
コンボイ「これは急を要する事態だ。そしてもうひとつ君に任務を与えたい。」
ロディマス「司令官…それは。」
コンボイ「サイバトロン司令官の証、マトリクスだ。このマトリクスはかつての宇宙ペストの危機を救った際に空になってから新たなる叡智をまだ詰め直しきれてはいない。」
ロディマス「ええ…その件は。」
コンボイ「今はデストロンとの戦いも小康状態にある、地球の生活に触れるのもマトリクスの叡智を取り戻すひとつのいい機会となりえるだろう。」
ウルトラマグナス「コンボイ司令官!いくらなんでもそれは危険すぎます!アクションマスターになったロディマスにマトリクスを託すなんて!」
コンボイ「彼もまたかつてのサイバトロン総司令官。間違いはない。さぁ、ロディマス!行くのだ地球へ!」
ロディマス「はい!」
ナレーター「このやり取りを影で聞いていたのはデストロンのカセットロン部隊、コンドルだ!」
●デストロン基地
メガトロン「コンボイめ、マトリクスを地球へだと?みすみすワシらに奪うチャンスを与えるようなものではないか。」
スタースクリーム「メガトロン様、是非この私にマトリクス奪還作戦のリーダーを勤めさせてください。」
メガトロン「バカ者め!だからお前はいつまでたってもうだつがあがらんのだ!今こそサイバトロンとの決戦の時!航空参謀のお前が独立行動をしてどうする!?」
スタースクリーム「じゃあ地球のマトリクスはどうするんで?ほおっておくなんて言わせませんぜ。」
メガトロン「この作戦にはお前なんぞよりも適役がおるわい。おい、スカージ。」
スカージ「え?ワタクシですかい?」
メガトロン「そうだとも、今回の任務にはマトリクスをその身に宿せた唯一のデストロンであるお前が一番ふさわしい。お前にもロディマスのように人間のプリンテンダースーツを託そう。何かあればワシやサイクロナスに連絡するのだぞ。」
スカージ「……へ、へえ。かしこまりやした。」
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こうしてロディ君はピンチの時にはマトリクスをその胸に取り込んで
(ロディの姿の時はマトリクスにチェーンをつけて首にぶら下げている)
アクションマスターロディマスコンボイになったり
スカージが奪ったマトリクスでブラックコンボイ化したり
ロディはスカージからマトリクスを取り戻す為に剣道部でしごかれたりしながら
メガプリテンダーとかアクションマスターエリートに進化したりして
ドタバタ学園コメディをやるのでしょう…たぶん。
※『ニューエスト・モデル』は
1985年結成、1989年メジャーデヴュー、
1993年同レーベル所属の『メスカリン・ドライヴ』と合体、
『ソウルフラワーユニオン』と改める事で発展的解散となった
日本のロックバンド。
パンクを出発点に多彩な音楽性へ発展、
主張の強い詩もファンを魅了した。
世間的認知の最上位は1992年発売の5thアルバム、
『ユニバーサル・インベーダー』のオリコン10位。
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先日の日記で
他者への批判の意味で引用した
ニューエストの歌詞引用、
あらためて見たらこりゃ俺の事だ、
と気付きヘコむ。
自分とカブる要素だから
無駄に深く理解できてしまうから
必要以上にハナに付いてしまい、
だから何とか理論立てて
批判という結論でまとめて
自己完結しようとする…。
近親憎悪のメカニズム恐るべし…。
そーいやライヴとかインタヴューとかでの
中川って不必要に態度悪いんだけども
それは彼もまたそんな自分ゆえに
近親憎悪によってあんな歌詞が書けた、
という事なのかも知れない、と思った。
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…にしても、ニューエストの
ソングライティングは
あらためて本気でスゴいよなぁ。
自分を含めた全てを批判し
全てに精神的自活を促そうとする
循環というか輪廻というか、
そんなんが根っこあるように思う。
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惜しむらくは
最後のオリジナルアルバム『ユニバーサルインベーダー』で
批判の対象がヘンに狭義になっちゃって
最後には「だからこうしなさい」と
行為の部分にまで踏み込みだす始末。
そうなると宗教と一緒じゃんよ。
まぁ、『ユニバーサルインベーダー』から
自分らをソウルフラワークリーク(ソウルフラワー党)って
言い出してた時点で末期の彼らは
…うーむ、だったのですが。
個人的には最後のシングルの最後の曲の最後の歌詞が
"right now Think! Yourself!"(後は自分自身で考えろ!)
だったのが強烈にカッコよくって。
でもこの次に出たCDが
『ユニバーサルインベーダー』だったので
絶対引き際間違えたよなぁ、ニューエスト。
とか思います。
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そんな事を考えながら
ネットサーフィンしてたら
はみがきさんがブログで
ニューエストについて語ってた。
タイミングがタイミングでびっくり。
彼がニューエスト知ってるのは
古くから知っていたけれど
語ってるのを見るのは初めて。
どうも酒の勢いで書いた文のようですが
貴重な話、ありがとうございました。
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で、俺はニューエストが
何を批判しているのか?は
気を抜いた時の人間の行為全般、
ではないのかと思います。
自己完結して現実逃避
陰口(他者の批判)で現実逃避
漠然な夢や希望で現実逃避
愛だ恋だで現実逃避
カタルシスして現実逃避
人間が無意識的(本能的?)に持っているであろう
「己が他より優位である」という
高慢な思考と行為(という名の幼稚性)に対して
理性で持って自覚、克服し
今の自分を縛っている自分を乗り越えよう、
という意味での「全てへの批判」、
だと考えています。勝手に。
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音楽に限らず漫画だったり映画だったり
ゲームだったり演劇だったりといった創作表現とは
受け手に同情して慰安したり
無責任に夢や恋を説いて
無責任な現実逃避をさせたりするだけの
「慰みモノ」ではないはずだ。
何より気持ちいいだけの
肯定や快楽や優しさや癒しは
甘えからくる逃避でしかなく
その悪循環の輪廻の先には堕落しかない。
人が悩み、苦しむ事への根本的な解決には
その痛みと向き合い、理解し、乗り越えるしかない。
俺を含む多くの人々がいつまでも
「自分の痛みにばかり敏感で、
他人の痛みには無神経かつ無関心」で
い続けていいはずがない。
そしてそのための「優しき叱咤」が
ニューエスト・モデルの楽曲郡にはある。
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…と、これが彼らに問われ、
10年以上考えた俺の今現在での
"right now Think! Yourself!"への回答です。
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(2005.11.24追記)
実は初のニューエストモデルのレヴュー文。
と、いいつつもレヴューという建前の
俺自身の自己紹介文になってしまい
ダシにして内心ごめんなさい、という感じ。
実際のニューエストは
かなり具体的な政治批判的の色合いも強いし
音楽的な部分でも多くの挑戦をしているのですが
(めっちゃノれる曲なのに詩は正視できない、ってのもその一つ)
そのへんをばっさり切ったレヴューでもありました。
でもまだ10代のクソガキだったころ
邦楽における詩のあり方について理屈たれまくりだった時、
ニューエストの詩の完成度のお陰で、なんつーかふっきれて
いろんな音楽を肩の力抜いて聴けるようになれた事には
本当に感謝しているのですよ。
(2005.12.7追記)
そしてどーして俺がこういう視点で
ニューエストモデルを考察してしまうのか、というのは
後日書かれた別トピック、
『他人事ではないADHDとかのはなし』に続きます。
関連リンク