じゅやん的日常

大自然に囲まれた田舎に暮らす
専業主婦のブログ。

NY八  剥き出し配管にビビル

2007-07-06 15:15:31 | Weblog
ミュージカル鑑賞の後は、今NYで一番高いビル『エンパイアステートビル』へ。
知らなかったんだけど、このビルって1931年に竣工された
すごく古い建物だったんだね。
今から80年近くも前に102階建ての超高層ビルを作ってしまうなんて
すごいな~。
同じ時代に日本にあった高層建築なんてせいぜい10階建てとかなんじゃなかろうか?

展望台へ上がるための順番待ちをしている人がたくさんいたけど
私たちはシティーパスを持っていたので優先してもらえました。

このシティパスっていうのはNYの観光スポット
メトロポリタンミュージアムや美術館、博物館などの入場券がセットになったもので
総額130ドル位の価値があるものなんだけど
約半額で販売されている優れものです。

エレベーターにきゅうきゅうに詰められて、いざ展望台へ。
びっくりするくらいの短時間で展望台へ到着。
エレベータのドアが開いて通路へ一歩踏み出した瞬間にアレレ?
と頭に?が5個くらい浮かんでしまいました。

廃墟??

どういうわけか天井の配管は剝き出しで
壁も床もコンクリートが剥き出し。
照明に至っては所々に裸電球がぶら下がっている程度。
NY1の高層建築の展望台がこれで良いのだろうか…。
と、思いつつも経路に従って進み、窓の外の景色に目をやると
おもちゃのような無数のビルと、その向こうには広がる海が見えました。
のっぺりとした平地にこれだけの規模の高層建築が連なる様は
なんだか『シム・シティ』の町を連想させます。

私たちが展望台に着いた頃に丁度日没がはじまりました。
ゆっくりと沈みゆく太陽を見たのは、随分と久しぶりのように思いました。
私たちが住んでいる地域は今の時期とっても日が長く
日没は8時過ぎです。

ひととおり眺めた後エレベーターに向かうと
最上階へ昇るエレベーターに乗せられました。
どうやらこのこの廃墟じみた展望台がメインではなかったようです。
たどり着いた場所は、最初に通された廃墟のような展望台とは違い
きちんと内装が施されており(あたり前)ちょっと安心しました。

景色は夕焼けから夜の景色へと変わり
ビルや橋の明かりがとってもキレイです。
二通りの景色を眺める事が出来て、ちょっと得した気分になりました。

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