じゅやん的日常

大自然に囲まれた田舎に暮らす
専業主婦のブログ。

NY六  ホラー的美術館

2007-07-03 16:19:16 | Weblog
二日目のメインはメトロポリタン博物館でした。

ここは古代エジプトコーナーが物凄く充実しています。
最初は棺の一つ一つに、すごいなぁ…って驚いていたけど
あまりの多さに途中からは感動が消えてしまった。

ここで一番楽しみにしていたのは『供物を運ぶ女性像』
去年だったか、ここの美術館の古代エジプトコーナーを特集した番組があって
この像が紹介されていました。
私はそれまで知らなかったんだけど、すごく有名な像なんだと思います。
その時から機会があったら実物を見てみたいなぁ、と思っていました。

副葬品として4000年ほど前に大商人の墓に埋蔵されたものらしいんだけど
信じられないほど良好な状態で保存されていて
その美しさには感動を覚えます。
ホントびっくりするくらい色鮮やかなの。
若い女性の体のラインがとっても滑らかに表現されていて
4000年も前にこんな技術があったのかと驚きますよ。
この時代に生きた人間も、今を生きる人間も同じ人間なんだなぁ…
と、当たり前のことを再確認。

他に興味深かったコーナーはというと
東洋西洋の武器・甲冑コーナー。
もの凄く細身で柄の部分に細工が施された西洋の剣やら
いかにも破壊力抜群な斧、そんなに長くてどうするの?っていうような槍
など色々ありました。

結論。
日本刀は世界一美しい武器。
それでいて実用的。
他には無い魅力があるね。
まぁ、私が日本人だから多少ひいき目はあるのかもしれないけど。
なんか刃の光に魂が宿っていそうっていうか。

メトロポリタンミュージアムというと思いだされる歌が一つあります。
多分私と同世代の人なら、知らない人はいないんじゃないかと思うんだけど。
NHKみんなの歌の名曲【メトロポリタンミュージアム】
真夜中の誰もいない美術館で目が覚めた女の子(この時点で相当おかしい)
が石像やミイラと愉快に踊り楽しい時間を過ごすんだけど
最後は大変な結末を迎えてしまうアレです。

『タイムトラベルは、楽しっ♪メトロポリタンミュージアム♪』
って歌詞で、音楽もそうなんだけど一緒に流れる映像が幻想的で
たくさんの子供たちの心を鷲掴みした歌だと思います。
でも単純に、いいなぁこの歌…っていうんじゃなくて
何か不気味さというかホラーの要素もある歌だね。
なんて言ったって最後は美術館の絵の中に閉じ込められてしまうのですから…。

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