東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ(武蔵野美術大学美術館)

2014年07月27日 | 展覧会(現代美術)

オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ
2014年5月26日~8月17日
武蔵野美術大学美術館


 武蔵野美術大学美術館に初訪問。
 JR国分寺駅北口から西武バス(1時間に3~4本)に乗り約20分、終点が武蔵野美術大学の正門の真前(バスによっては終点でないこともある)。

 正門の警備員に声をかけられ、美術館に行く旨告げる。
 7月の週末、構内には誰もいない。
 美術館の施設は、立派。観客も5~6組見かける。

 倉敷・大原美術館が所蔵する日本の現代美術作家30人47作品による展覧会。
 大原美術館は、各種の芸術家支援プログラムを実施し、作品収集もしているという。
 本展では、そのプログラムごとに作品を展示。

 以下、展覧会HPより
1)ARKO(Artist in Residence Kurashiki, Ohara)
 2005年より実施。美術家の滞在制作事業。公募により招聘者を決定し、最長3ヶ月の倉敷滞在中に制作した作品を展示公開。

2)AM倉敷(Artist Meets Kurashiki)
 2007年より実施。映像、パフォーマンス、イベント等の作品を手がける作家を主として取り上げ、倉敷について取材した作品を制作、公開。

3)有隣荘での現代作家による作品展示
 2002年より、年2回の有隣荘(旧大原家別邸)特別公開のうち1回を、現代作家を迎えての展覧会として実施。

4)VOCA展での大原美術館賞の授与
 1994年より毎年上野の森美術館で開催。全国の学芸員等により40歳未満の若手作家が推薦され、その作家が平面の新作を出展。2005年より、VOCA賞1名、VOCA奨励賞2名に加えて、大原美術館賞1名を選出し、受賞作の買い上げをしている。


 現代美術には疎いので、上記のような取り組みは知らなかったし、そもそも出品作家のほとんどがその名前を初めて聞く。

 印象に残った作品。

1)鯉江真紀子
 ≪From the series "M"Oh-1≫
 ≪From the series "M"Oh-2≫
 AM倉敷。写真作品。大原美術館の展示風景と倉敷の風景を重ね合わせた作品のようだ。

2)坂本夏子
 ≪NAGISAのための絵≫
 その他収集。油彩。肩車される少女、肩車をする少女、二人の少女が渚を行く。不気味感があるけど、なんかかわいい。


 バスを降りると、真前が武蔵野美術大学正門。誰もいない。

 

 構内には、展覧会の幟が連なる。まっすぐに進み、正面に見える建物をぬける。



 建物をぬけると、正面に美術館が見える。



 入口。展示室1(映像作品1点あり)は、矢印が示すとおり、入口に入らずに左手の別の部屋。


 建物に入ると、いきなり巨大人形。
 ヤノベケンジ≪Sun Sister≫(これのみ撮影可能)。
 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。