東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

【後期再訪】「国宝 東京国立博物館のすべて」展(東京国立博物館)

2022年12月05日 | 展覧会(日本美術)
国宝 東京国立博物館のすべて
2022年10月18日〜12月11日
東京国立博物館
 
 後期2度目の訪問。
 
 今回の訪問日(期間④、第7〜8週)の国宝展示。
 前回の訪問日(期間③、第5〜6週)からの展示替えは、「絵画」部門の3点。
 
・次の2点が登場。
 《普賢菩薩像》平安時代12世紀
 《観楓図屏風》狩野秀頼筆、室町〜安土桃山時代16世紀
 
・次の1点が場面替え。
 《扇面法華経冊子》平安時代12世紀
 
 
 この展示替えに伴い、第1会場の最初の展示室「絵画」は、次のような展示順となっている。
 
 入口右手壁面の手前から、
《洛中洛外図屏風(舟木本)》岩佐又兵衛筆
《観楓図屏風》狩野秀頼筆
《楼閣山水図屏風》池大雅筆
 
 入口左手壁面の手前から、
《普賢菩薩像》平安時代12世紀
《十六羅漢像》4幅 平安時代11世紀
《千手観音像》平安時代12世紀
 
 
 今回は、展示替えの「絵画」の3点と、お気に入りの展示品を集中鑑賞。
 
 具体的には、《洛中洛外図屏風(舟木本)》、《観楓図屏風》、《普賢菩薩像》、《地獄草紙》、《餓鬼草紙》、《扇面法華経冊子》の6点を中心に、国宝「絵画」を楽しむ。
 
 あとは、「書跡」8件、「法隆寺献納宝物」の《竜首水瓶》、「考古」の《扁平鈕式銅鐸》、「刀剣」の《太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)》など。第2部はスルー。
 
 
 
【国宝スタンプラリー】
 
 10月中にご観覧された方は「国宝スタンプラリー」にご参加いただけます。 
 本展では、作品保護のため一部作品の展示替えを行いますが、複数回ご観覧いただければ、東京国立博物館が所蔵する国宝89件すべてをご覧いただくことができます。
 期間を4つに分け(期間①10月18日(火)~30日(日)、期間②11月1日(火)~13日(日)、期間③11月15日(火)~27日(日)、期間④11月29日(火)~12月11日(日))、複数回ご観覧いただいた方に「東京国立博物館の国宝カード」(非売品)をご観覧毎に1枚プレゼント! また、国宝89件すべてをご覧いただいた方(期間①②④をご観覧いただいた方)には「東博国宝博士認定書」を差し上げます!さらに抽選で50名様に「東京国立博物館の国宝カード全89種セット」(非売品)をプレゼントします! 
✳︎スタンプラリーの台紙は期間①にご来館された方にお配りします。
 
 前々回の期間①訪問により、国宝スタンプラリーへの参加権を得た私。
 
 しかし、期間②を訪問せず、「東博国宝博士認定書」受領権および「東京国立博物館の国宝カード全89種セット」応募権を失った。期間②のみ展示の《一遍聖絵 巻第七》を見ていないこととなるためである。(同じ3度鑑賞でも、私の①③④ではダメ。)
 
 前回の期間③訪問に引き続き、今回の期間④訪問でも、第2会場の出口のところで国宝スタンプラリーのスタンプ押印を行う。
 
 そして、平成館1階のインフォメーションにて「東京国立博物館の国宝カード」1枚をいただく。
 
期間①訪問
No.24《円珍関係文書》
 8巻のうち本展での展示は2巻。
 カードの画像は「台州温州公験」中国・唐時代、853年。
 
期間③訪問
No.25《円珍贈法印大和尚位並智証大師諡号勅書》小野道風筆、927年
 
期間④訪問
No.76《太刀 銘 定利》綾小路定利、鎌倉時代13世紀
 
 「絵画」期待も、私の関心外の3点。
 
 
 
 次は、総合文化展での東博の国宝との再会を楽しみにしている。
 
 
国宝《銀象嵌銘太刀》古墳時代5〜6世紀
国宝「江田船山古墳出土品」(熊本県玉名郡和水町)の一部
 「75文字の長大な銘文をもつ大刀で、5世紀の政治・社会や世界観を伝える日本古代史上の第一級の文字資料」は、平成館1階考古展示室にて展示中。


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