平成25年度秋の特別公開
2013年9月18日~29日
東京国立博物館・総合文化展
異形・妖怪採取の2点目。
本館2階3室「宮廷の美術-平安~室町」より。
重文≪土蜘蛛草紙絵巻≫鎌倉時代・14世紀(10/27まで展示)
【以下、異形の登場する場面のみ掲載】
廃屋の台所には290歳【!】になる白髪の老婆がいた【見づらいけど】。
老婆は阿弥陀の来迎に与るため自らを殺してくれと請うが、頼光は「問答無益」と思い、その場を立ち去る。
【詞書が残っていないので、ストーリーは不明。】
画面の奥の間には、衾(布団)をかぶった骸骨が、画面左手には男女の生首が描かれている【ともに見づらいけど】。
夕暮れ時、異形の者どもが数知れず【5匹と思います】頼光のもとに寄ってきた。
その後、みな笑い声をあげて、障子を引いて消えていった【無害ということか】。
次いで一人の尼が現れた。身長約1mに対し顔が約66cmの異形の相
【それは異形!! 身長1m・顔66cmは内税か外税か。外税に見える】
化粧をし、色白だが、手は糸のように細い【そんなに細くは見えない】。
尼は灯火を消そうとして頼光ににらまれ、雲霞のように消え失せてしまった。
【画像は、一場面省略】
すると突然、その女【大きい目に注目してしまう】は毬のような白雲をいくつも頼光に投げつけてきた。
頼光は太刀を抜き女に切りかかると掻き消すように失せてしまった。
よく見ると床下の礎石を打ち割るばかりであった。
【異形退治その1】
【異形退治その2】
そこで国に災いをなす土蜘蛛という「畜生」を発見した頼光主従。
頼光は首をはね、綱が腹を割くとそこから1990【凄い数!】もの骸骨が出てきた。
反対側の腹を割くと数多くの【数の指定はない】子蜘蛛が出てきて騒ぎ立てた。
総合文化展、侮れません。