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ホキ美術館所蔵 -「藤田貴也 x 三重野慶」展(三井住友銀行東館1階アース・ガーデン)

2023年04月19日 | 展覧会(現代美術)
SMBC ART HQ / ANNEX
藤田貴也 x 三重野慶 
2003年4月9日〜4月29日
三井住友銀行東館1階アース・ガーデン 
 
 丸の内/大手町のビジネス街、大手町駅からすぐの三井住友銀行東館1階のアース・ガーデン。
 ホキ美術館が所蔵する若手写実作家2名の作品が展示されている。
 
 入場無料。
 開館は、月-金10:00-18:00、土日祝13:00-18:00。
 撮影不可。
 
 
藤田貴也(1981年生)6点
 静物系が3点、若い女性の像が3点。
《虚空の皿-眠り-》2014年
《Electrick device》2015年
《material》2016年
《EIKO》2014年
《Portrait》2017年
《Namine》2022年
 
 
三重野慶(1985年生)5点
 若い女性の像が5点。
《信じてる》2016年
《夜光》2016年
《言葉にする前のそのまま》2017年
《ひかりのはなし》2018年
《どうしよう》2021年
 
 
 平日の閉館近い時間帯、会場であるロビー空間には、監視員が1人、展示とはおそらく関係なく会場内の椅子に座って会話に熱心なビジネス姿の2人、時折、背広姿のおひとり様鑑賞者が数名+私。
 ガラスの向こうに見える街路や、L字型の空間で会場からは見えない位置にあるものの同じフロアの館受付の周辺には、ビジネスパーソンが行き交う。
 そんな環境で、若い女性を描いた超写実の生々しい絵画を凝視するのは、気が引ける。
 作品の凄さを味わうのなら、土日のほうがいいかも。
 
 
 
 本展の主催は、ホキ美術館。
 
 ホキ美術館は、2010年11月に千葉市緑区に開館した写実絵画専門美術館。
 最寄り駅のJR外房線・土気駅からバスで4つめの停留所にある。
 開館してしばらくした頃に1度訪問したが、多摩地区からは遠いこともあって、再訪には至っていない。
 
 時折、都心や全国各地で、所蔵作品展が開催されているようで、私的には、2020年のBunkamuraザ・ミュージアム「超写実絵画の襲来-ホキ美術館所蔵」展を見ている。
 同展の会期は、2020.3.18〜5.11であったが、3/20〜26、3/29〜4/3、4/6とわずか14日間の開館で閉幕した。
 しかし、会期を6.11〜6.29として、同じ展示内容により再開催、こちらは完走した。
 
 ホキ美術館は、2019年10月25日の台風19号の豪雨による水害により、施設や作品に被害を受け、休館を余儀なくされたが、2020年8月に再開。その後、コロナ禍の影響もあっただろう。
 
 この4月26日から、来館予約が不要になるとのこと。
 
 企画「水害のその後-被災絵画の現状とその修復」が近く予定されていたようだが、開催延期となっている。


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