多くの方々に支えられ、5年目を迎えたミッションズ。ブッキングマネージャー・ロミです。タイトルの意味ですが、5年前の2007年4月1日のグランドオープン時のミッションズを知っているスタッフは、僕とPA安藤だけです。なので、僕は、この場を借りて今に至る軌跡を綴っていこうかと思います。決して過去を美化する記述は、するつもりは、ありません。過去の反省点ばかり記述するつもりもありません。前に進めないので。写真もないので載せません。基本、僕は、写真は、見せたい人に見せたら、もう用がないものとして破棄しちゃいます。でも、記憶は大切です。今は、過去があってのものです。
今回は、初回なのでざっくり当時のミッションズの様子を書くだけにします。今のミッションズしか知らない人は、結構、へぇ~と思うかもしれません。
グランドオープン前のプレオープン時に初ライブを行ったバンドは、高円寺で長いキャリアを持つHEAVY ROCK BAND「VROOM」です。PUNKシーンを築いてきたPUNKSHOPオーナー HORI-CHOさんやCLUB-D主催のダイスケさんもその日に訪れてました。(10年以上見てきた高円寺PUNKシーンの話は、また今度)
グランドオープン日のこけら落としアーティストは、今尚、健在の弾き語りシンガー・林口ひろゆき(現在 林口裕幸)
当時、店長は、古川君(辰野仁が店長になったのは、それから2年後です)。PAチーフは、安藤(敏腕で定番の川島君、渡壁姉さんがきたのも全然先の話です)
フロアは、当たり前ですが明るい紫のオシャレな内装でした。ステージの柵、転換時の上げ下げする幕は、ありませんでした。スピーカーも現在は、一番上からBarタイム用のやつ、ハイスピーカー、ロースピーカー二個の4段積みですが当時は、ハイとロー一個ずつでした簡単に上に登れるくらいの高さでしたね。壁に貼ってある吸音材も当時は、一枚も貼ってありませんでした。僕や北田やタクマが座っている照明卓もなく階段の一番上で照明やってました。
Barに並んでるリキュールは、今よりも遥かに多く、メニューには、訓練されたバーテンダーがシェーカーを振って作るようなカクテル(700円)もあり、今、皆さんで使ってるプラスチックのタンブラーは、結構後に入れたもので最初は、ビールは、ジョッキでカクテルは、ショートカクテルグラスで出してました。フードは、カレーやタコスや色々充実してました。床は明るいコンクリートでした。
店前ですが最近、道幅が広くなりましたね。皆さんキレイに使ってくださいよ。当然、座高円寺は、まだありません。途中のやよい軒は、まだ「めしやどん」て名前でファミマの店長さんもバンダナ付けた粋なおじちゃんでした(笑)
嘘と思うかもですが、高円寺Missionsは、「ライブも見れるレストラン&バー」としてオープンしたんですよ。
とまぁ、ざっくり当時を書きました。現在に至るまで今後も少しずつ書いていきます。