My life Slow life

中山間地の小さな棚田で、家族のために安心・安全なお米を無農薬・無化学肥料で栽培し、昔ながらの天日干しをして作っています。

魚沼産コシヒカリ 特A陥落

2018-03-01 | 農作業
今、ニュースで話題に上っている魚沼産コシヒカリ、
初めての特Aから陥落、28年間ずっと特Aだったらしいですね。

この食味ランキング、日本穀物検定協会が行っているもので、
食味計にかけて数値を計っているものではありません。

それに、産地での評価であって個人の評価ではありません。

要するに、自分はこの食味ランキングは全然気にしていないという事です。

一概に産地と言っても、とても広い地域です。
自分が住む山梨を例にとってみます。
山梨は、JA梨北管内が食味ランキングに出しています。
山梨の峡北地方です。
峡北地方と言っても、自分の住む甲府の隣、
自分が作っている田んぼから、車で5分程からJA梨北管内に
入ります。そこから長野県との県境までの広い地域です。

その広い地域、当然標高も数百メートルの違いがあります。
それだけ広い地域だと、当然お米の味も同じであるわけがないのです。
栽培方法によっても味は変わります。
ただ出荷用に作る米と、味を追求して拘って作っている米を
比べても、味の違いははっきり出てきます。

ニュースでお米屋さんの映像が流れていましたが、
食味値80点以下でも特Aのお米がありました。
そして特Aの札があったものは、ほぼ80点前後の食味値。

個人で米の味に拘って作っている人の食味値は低くても85点高いと90点前後になります。
まぁ出荷メインで作っている人たちは、食味値も計ることはしないようですけど・・・

それだけ違いがあるという事です。

食味ランキングの産地で選ぶよりは、食味値を公表している農家さん、
或いは、お米屋さんでも食味値を計っている所もあるので、
食味値を基準にお米選びをしてみては、どうでしょうか?

高食味値のお米は、だれが食べても美味しいお米と言えますよ。