共和党が嫌いでは無かったが、トランプだけは大統領には相応しくない人物だ、彼が不動産業を行っていたのは、今から３７年から４０年位前に知った、親父から事業を引き継ぎこのビジネスに入った。
その前には主に西海岸に出掛けだり暮らしたりしていたので関心はなかった。
東部はコンベンションに行く以外に用事は無かった、それでも１０回位は言ったでしょう、NYマンハッタンはそんなに好きな都市でないから滞在は数日程度で、加州に戻ったり、東京に帰っていた、回数が多いから会う人も色々で有った、日本の不動産バブルで東京を売ればアメリカが買えると、冗談で言われていた時代だ。
少々そんな話にも加わったが、本業はハイテク分野だからか、聞いた話とかを言う程度で、具体的な場には居なかった、しかし車で郊外を走っていると、住宅の開発プロジェクトが彼方此方で行われたいたので、見学と状況の話を聞く機会は有った。
ギャンブルの街、ラスベガスとその他数か所には行っていた。主にナイトショーを見るのが好きだったからビッグネームの歌手やアトラクションも観た、昼間は不便な郊外に有るから不動産の開発等を見学していた。
ラスベガスの郊外では戸建てが１千万円前後で買えた時代だ、当時はキャッシュが無かったので買わなかったが、ローンでなら買えた、そんな物件はLA郊外やシスコ郊外でも１５００万円位で買えた時代で有る。正直不動産は買うなら米国だと思った、その後数十年を何度も行き来していたので、様々な話が舞い込む、そんな中でNYにはトランプと言う不動産屋が居る事を聞いた、当時でまだ３０代後半で有ったが、やり手の人物と言う評判で有った。
彼に会う事は無かったが、日本の会社が不動産を買い付けていたので、彼は日本が好きではなかった事は聞いていた。競争相手で有ったから当たり前だ。
そんな彼が共和党から大統領選に立候補すると賑わせた、彼にそんな野望が有るとは思わなかった、彼はその遥か前に東のアトランティックでギャンブル場とホテルに投資すると聞いた、何年か後にブロジェクトは失敗し、不景気も重なり営業状態は良くなかった、がお金を引き出すのは旨いと、間接的に聞いた、幾つかのプロジェクトを立ち上げたが失敗も有るので借金が膨大に有るとも聞いた。
彼は大統領になれば、その間は借金取りから責められないと知って、候補となったのではと思う、見た目大柄で金髪（染めていると思うが）で有ったので特に中高年女性には人気が有ったらしい、結果番狂わせで大統領になった。
彼の不動産時代の悪事をしばらく隠せると思っただろう、４年間は隠せたが，２期目の選挙での妨害や国会乱入等真面な政治家なら行わない事を彼は行った、と思われる、裁判沙汰になるのは恐れたで有ろう。
それがなければと今回を真面目に取り組めば勝利間違いないで有っただろうが、彼の性格や行いが乱暴すぎた、そして隠していた経営上の不祥事が明らかになったのが最近だ、これで本来なら望みはないが、アメリカは少々の悪事は選挙に余り影響がないと言われている、これを良い事にトランプ悪太郎だが自分から立候補を諦めるだろうか、刑事事件で訴えが有るので弁護士費用は膨大な額だが彼特有の誤魔化しで隠し財産は有るだろう、長期戦の裁判沙汰と並行して選挙戦も戦える、しかし現在の状況からしたら確実に刑務所に入らないといけない。こんなデタラメな男を大統領にしてはならない。
個人的にはそうで有って欲しい、彼の様な人物を大統領するならアメリカは世界からNOを突きつけられるだろう。彼の人生は不真面目だし知的な作業はしてない、バイデンとトランプは高齢過ぎるので両方とも辞退するのが妥当な判断だ、そうでないとアメリカの恥となる。
今世界は混沌としている、アメリカは世界の警察でないと収まる物が収まらない、大借金で身動きできない中国がロシアと組んでいる、インドは人口は多いがまだ世界のリーダーとなるには物足りない、世界は天文学的な借金を抱えている、日本は文句なく世界一の借金国だが、発言力はない。
争いも起こっている、アメリカは４０代の大統領を選んで欲しい、そしてこの混乱を調整して、繁栄は望まないが、バランスが有る地球にしてもらいたい。
