東京は子供の出生率が最も低い結果らしい、せっかく都会に来れたから、遊びまくろぞと言う人や狭い居住空間で子育てが出来ない、と言う人も居るだろう、田舎には働く場がない、これが以前からの最大に問題で有ろう、日本は基本発想が都会でないと働く場が無い事が第一だ、これは公務員制度が邪魔している、優秀な人材を広くからと考えているからで、学ことが優秀でも、仕事をやらせたらドンくさいと言うべきか、普通程度なのが多いと思うのだ、定年まで安心して働ける場を限定するのを止めれば良い、地元優先で人の入れ替えを行えば、人は定着すると思う、もう都会に出る時代ではない、30年位前までの事と個人的には思って居る。地方都市に都会からの分散が無いのは、田舎虐めだと思うのだ。
半世紀前に英国や米国に住み、ロンドンやLAとサンフランシスコは生活圏で有って、NYはその後５年位して行ったのが最初で、その後何度か行ったが好きな都市ではない、住環境が良い事が条件だから誰でも知って居る都市はパスだ、西海岸で有れば北はシアトルは好きな街だ、１２月から３月までは雨が多いので嫌いだがそれ以外なら最高点を与える、ポートランドも適度な街だ、これらの街からLAまでにはSFが有るだけで、都会と言うイメージはない、既にご存じの方が多いと思うが、LAの周辺には小さな街が続いていて、高層ビルが有るのはグレートLAのダウンタウンだけだ、その南サンディエゴは都会だが、北側は暮らすのには良い所だ。米国の都市は多様で有って、働く場がそれぞれに配置されているから、必ずしも都会に出る必要はない。これが米国の特長で、例えばロンドンなんか古びた街だから住みたい都会ではない、何より１日に四季が有ると言われている程に朝から夜までに気候の変化が有るので嫌いだ、１回だけ短期で暮らしたが、正直好きにはなれなかった都市の候補である。
パリも都会だが、この都市の建設は２００年位前からで、加工し易い岩で成り立っているから、地下から切り出した岩で５階から7階位までのアパルトマンになっている、岩だからコンクリートと違い腐食はしないので、長持ちするから都心部は同じ位の高さのアパルトマンが並んでいる、よって戸建ては郊外か地方都市に行けば買えたり、賃貸できる。パリは空洞となった地下利用が進んでいる、下水が常に流れているから臭い地下ではない、パリは側溝的な物が造って有るから地上のゴミや枯葉は、水で流せる構造になっている、朝の掃除はパリの風物詩だ、犬の糞は直ぐに飼い主が処理しないで、水で流すのが普通だ。
東京は都市建設では遅れていた、道路の沿って鉛筆ビルが並んでいるだけだ、その裏には戸建てが有る。 個人の持ち主が売らないから、邪魔な築50年以上の古い戸建てが有ったりするから人気都市に東京を入れたくない。世界の都市はバランスが良い、東京は凸凹な都市だ。政治の中心を東京に置いて居るからで、以前に話題となった遷都を再認識すべきと思う、無理に都会的に造作しているだけ、これでは自慢の都市とは言えない。都市計画が専門な人に様々な提案をして欲しい、改造が必要な東京で有る。
これからは少子化だから人口減となる、我々団塊世代が10数年以内亡くなるから、一気に人口減となる日本だ、専門でなくても自然減で人口は1500万人位は減るのが日本だと思って居る、よって東京集中は愚かな政策で有ったと５０年後にはハッキリする。
