日本の予算は長年赤字体質からの脱却なしで行われている、それも半端でない額だから、減る事はなく増加傾向だ、これでは不景気の脱却は出来ない。赤字を垂れ流しながら走っているだけで、見せ掛けでしかない、幸い日本企業はデモを起こそうか、とか反社会体制のうねりが起きにくい、これは有る面良い事だが、自己主張がない国民と見られる。
こうして新年度の予算は114兆3812億円となる、過去最高の額で、この中で防衛費が6兆7880億円と長年守ったGDP比で1%を超えない約束が、来年には2%に向けて拡大する事となる、無駄や隠蔽体質を残したまま走る訳で、これで今後新規財源が出来たと思って、増加した分の、分捕り合戦が起こる、防衛族でない連中が新規参入してくるのは間違いない。
予算の中での主な歳出は社会保障、国債費、地方交付税、防衛費が中心で、この中からバレない程度の横取りが起こる、公務員上がりの議員には経験が活かせるポジションが幾つも出来る、上級公務員で有った人物は、長年の仕来たりで元上司をそれなりのポジションに押し込む、最近の例でも国交省の元次官が航空施設会社の社長に押し込む人事を行った、今時直球勝負で真正面からやらせるなんて素人ぽいが、彼らには絶対というプライドが付いている。
ドイツ政府は、欧州の流れで有った自動車のEV化に反対する決議をした、従来からの内燃機で走る自動車を残すことにした、関連産業の事、従事している従業員を失業にさせない為も有るが、本音としてEV用の電気を造るのに火力発電を動かせばCO2を発生させる問題が残る、二酸化炭素の本質的な問題や課題、他の理由はないのか等議論の余地が有るのではと思って居る。トヨタは独自の路線で動いていたから、欧米の様な内燃機での技術追及を諦めて、簡単なEV化としただけとは違うと沈黙していただけ、リチュームを持つ中国が有利で、電池は中国から買わなくては行けない問題が起こる事は会社の上層部は思っていたに違いない、内燃機が残っても、合成燃料は価格が高くなるので高級車向けとなる、技術の改良がどこまで進むかが課題だと思われる、それでも内燃機製造が残るから技術の向上と従業員の働く場は確保できる。
小さな記事で、経産省は三菱重工が製造中止とした「国産ジェット旅客機」の検証会議を立ち上げたと有る。これには税金が投入されているから早く取り組けと言いたい課題だ。 航空機産業に再挑戦するかは未定だが、検証は必要だと判断してくれた。技術力では有利と思っていた日本がカナダとブラジルには出来たのは何が理由なんだ事を知りたい、型式証明が取れなかった事が理由の一つにされていたが、事実はどうなんだかを証明して欲しい、日立や川崎重工、IHIの参加もさせて重工で良かったかの見当もしてほしい、無駄となる事だけは許せない。