gooブログはじめました!

毎年発生する自然災害に思う -日本のカントリーリスクー

被災地の皆さんにはお悔やみ申します。
自然の猛威は人工的に造った橋や護岸工事は構造計算上ではOKでも軽々突破してしまう、今年も昨年の爪痕が残っている熊本、九州地域を直撃し他県にも被害をもたらしている。日本が誕生した数億年か数十億年か知らないが、この様な自然災害を繰り返している、日本は大陸から分離されて出来た国で地形の複雑性から火山や地震も起こっている。
今日1億数千万人が暮らしているが全体の7割が山で平野は少なく川も流れているから人間が利用可能な平地は限りなく少ない。
それを無理やりと言うか地形を利用して道路を造り、橋を掛けたりトンネルを掘って国造りをして来た。

昭和20年頃の人口は7200万人位で、その前の江戸時代には100万人位しか東京には住んでいなく今の江東区、中央区などは埋め立てで出来た街で有る、東京の地形も複雑で平野ではないから利用に関して人間の知性を生かして作り上げた、軟弱な土地に建てられた構造物が大地震に耐えられるか不安と疑問が有る、個人的には高層ビルの上階での仕事や暮らしをしたいとは思わない。

経済や世界に対するアピールではこれらがバランスしていないといけないが、日本の適切な人口は戦前程度で良いのではと考える、都会に人を集中させないでバラン良く配置すれば東京に複雑で金もかかる地下鉄網の構築は必要でなかった、都電を廃止して自動車が走れる広い道へと造り変えたがこれが正しい判断で有ったのか、そもそも土地を民間の所有物としたのが間違い、国の物でこれを長期使用権で貸せば良かったと思っている、そうすれば都会に於けるいびつな都市空間がパリの様な街に出来上がったのではと世界を見て来た感想だ。

ラッシュアワーもなく混雑もない東京で人口が700万人程度なら今より広い住空間で暮らせている筈、都市計画なんて東京には一部の地域でしかなく、そのほとんどは個人所有の土地に作られているから交通量が多い都心部に近い道路脇に2階建ての民家建っていたり空き家の朽ち果てた民家が放置されている、これが土地を民間所有にした間違い、住んでいる区域でも何処かで建築工事がされているが50坪程度の土地に無理やり3階建てのアパートを建て、その横に住んでいない民家が残っている、思うに開発者は横の古びた建物も仕入れて一体開発したかったで有ろうが、おそらくケチな所有者が価格的に折り合わなかったで有ろうとこんな案件を行動範囲内で幾つもみている、結果東京では狭いアパートに住み、高い家賃で苦しむことになる、そんな東京にしたのは政治のお粗末が原因だ。

河川の横に老人施設を造る、海岸線のすぐ横に民家が建っている光景は、誰が見ても危険だ、日本全国で鉄道の廃線化が進み、その前に人口減が起こっているから人の住まない街が地方を疲弊させている。
毎年起こる自然災害で国民は失うものが多い、政治の国造りが疎かになっているからで、人口的には日本より少ないドイツやフランスが政治的に日本より上、GDPも当然少ないが世界的な発言や行動は日本より注目される。

日本はどうにかしなければならないと、もう30年前から頭の片隅に残っている、これは米国で受けたカントリーリスクのセミナーからで日本は世界で1番のリスクの多い国です。
今回の都知事選挙も知名度で決める都民が多いのは分っていたが、何かを考えて欲しいと発言は止めない、まだ頭が柔軟な内は政治批判や自治体の疎かには苦言を言う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事