都会から地方に移住(移転)について、以前から語られているが、基本今は都会に住んでいても、親は二人とも又はどちらかが地方から出て来ている筈です。よって約半数は地方との関りが有る、その大きな原因は「働く場」が育った地域にないから都会に出て働く場を確保する、これが生きていく為の基本だから他人が口を挟む事ではない、地方の各自治体の長はその為に居て条例を作り、企業を誘致したり、公共工事で調整したりしている、ところが日本全国市街地も山も個人所有が多いから売るのも開発するのも、その自治体でのマスタープランが有ってもいい加減な自治体が多いので、日本は田舎は田舎なんですね、田舎の良さが造られていない、又は維持がされてない。
この大きな原因が財源が無い、事でしょう。予算が無く予算を生み出す企業もない、働き手は都会に出るしかない。これは彼ら自治体側の努力が足りてないからで、そこが村なのか市なのかで違いは有るし、地形にも関係する、平地が多ければ工場も建て易いし道も造り易い、日本は7割が山と言われているからそもそも何かの開発が必要な国です、橋や道路そしてトンネル、ダムで水を制御、公共交通機関を公で行うか私企業に任せるか等自治の大小で中身は違うがそこには違いが出ている、村は農作物を作るしかない場合は有る、市になれば人口が多くなるから村にないコンビニ等の店が増える、小さな工場が来たりするが、そこにマスタープランがないとバランスの悪い建物や工場が出来る、土地が私有地だからで、これが地方自治体や国の物で有れば借地となり、期間が最長で99年とか50年にして、高さ制限や建物の色等で統一感が出せる、外国は借地が多いから、例えば外国からの投資で無制限な事はやらせないし、近くに空港や軍の施設が有る所は許可しない、投資委員会みたいな組織で事前審査する、ところが日本はこれが出来てないから大事な水源の近くの土地を中国企業が買ったり、自衛隊基地の横の土地を中国や韓国人が買っている、いわゆる野放し状態が今の日本で、これが土地の私有化か公の物かで違いが出たり、廃棄物を捨てる為に使い勝手が悪くても買う、悪徳企業や個人が多くなる。
そこには魅力が有る、ことが重要です。それは年代が若ければ働く場は必要、リタイヤーには住める家や小さな畑が安く借りられる等生活に関連した事は重要な要素、何より暮らしたいと思わせる雰囲気がないと無理、これは筆者が若い頃から海外の地方都市を尋ねて発見した、日本の田舎(地方)には住みたい気持ちにさせてくれない、魅力に乏しいのが実態です。
都会からの移住や、子供の頃暮らした田舎に帰りたい気持ちにさせる、魅力が無いと無理、そして以外に価格が高いのはネックだ、所有者が少々負担してでも売りたい物件がない、多くは空き家だが地元に墓が有る、1年に夏しか帰らないがその為に、売らないで置こうと考える人が多いからで、これでは活性化は出来ない。
東京から地方に移住すると100万円が貰える制度が有る、制限は有るだろうが受け入れ自治体にも様々なプログラムを用意している、3年間の期限付きで地方で協力隊として働くのも有る、これも国が資金提供するが地方自治体がピンハネするのが常で、これを無くせば一時金としては魅力だ、最近は若い人は受け入れるが高齢者は要らないと言う、自治体が多いのではと思うが。
都会で得た知識や考えを地方にと国は考えていたが、地方とは考えに差が有りそうだ、これも意識のギャップとして中高年者には向かないかもしれない。
日本は意外と日本人同士の相性が良くないと感じている、「差の違い」が大きいのではと思えるが、そして性格が悪いと感じる場合が有る、ネチネチ嫌がらせする人は、日本人に多いと思うが、どうだろう。
日本住む外人が言うのは、最初は親切な国民と思っていたが、実はそうでないと気が付くと、それが嫌で日本での定住は無理と言う人が居るのも事実だ。