八重山遠征 (2015/10/29~11/05)。
11/01、西表島2日目の川探索です。
宿を出ると朝の船浦に行き、水を湛えた景色を楽しみました。
その後は気合を入れ直し、川探索へと出発します。
まずは、ナンヨウボウスハゼです。
なかなか良い色のブルーナンヨウを、比較的すぐに見つけました。
非常に数の少ない希少種を見つけるのはもちろん楽しいです。
でも、西表島の川の主役は普通種のナンヨウボウハゼではないかなーと思う事もあります。
普通に居るので容易に見つけられ、その分じっくり観察・撮影ができます。
それでいて、婚姻色MAXの時の綺麗さはコンテリにだって負けておりません。
南方系の小型ボウズハゼ類にとって、沖縄でさえ原産地よりはるか北の地です。
そんな場所でしっかり多数派を形成できるのですから、タフな連中なのです。
2匹の青色系ナンヨウボウズハゼに、1匹のオレンジ色系ナンヨウボウズハゼがプレッシャーをかけられているかのような構図です。
両者の間に遺伝的な差異は無く、同じナンヨウボウズハゼです。
しかも真っ青だった個体がいつの間にかオレンジ色になっていたり、その逆もあったりと不思議な魚です。
ちなみに真ん中で背鰭を立てているオレンジ系のような個体を、僕はジミーくんと呼んでおります。(笑)
→ ナンヨウボウズハゼ Stiphodon percnopterygionus 西表島(2015/11/01) 1
隠れ家から出てきたかのような、コンジンテナガエビです。
西表島の川では珍しい存在では無く、どこに行っても簡単に見かけるエビさんです。
かなり大きくなり、いきなりダッシュされると、こっちがビックリします。
聞くところによると、けっこう美味しいそうです。(僕は食べませんが)
→ コンジンテナガエビ Macrobrachium lar (Fabricius, 1798) 西表島(2015/11/01) 1
ヒスイボウズハゼです。
2012年頃でしたか、沖縄本島でけっこう大当たりだった年がありました。
そもそも、西表島ではさほど見かけなかったのですが、コンテリ同様にヒスイも少なくなった印象があります。
そのうちまた加入するだろうと思っていましたが、数年が経過してしまいました。
→ ヒスイボウズハゼ Stiphodon alcedo 西表島(2015/11/01) 1
泳いでいるコンテリボウズハゼです。
警戒しているコンテリは一直線にダッシュで逃げるので、1度警戒されてしまったらお手上げです。
悪戦苦闘の末、撮った数枚の画像からもう1枚貼っておきます。
どうも、こいつ目つきが悪いような気がします。
オマエ、ヤンキーか?(笑)
→ コンテリボウズハゼ Stiphodon atropurpureus 西表島(2015/11/01) 1
ヨロイボウズハゼです。
画像だけでは解りにくいかもしれませんが、けっこうチビっ子です。
すぐに逃げてしまいましたが、数枚撮らせてくれました。
大きくなったら、また会おう。(笑)
→ ヨロイボウズハゼ Lentipes armatus Sakai et Nakamura, 1979 西表島(2015/11/01) 1
アカボウズハゼの女子です。
小型ボウズハゼ類の女子は地味なお魚です。
けっこう識別は難しいです。
アカボウズ男子も現れました。
やや小ぶりな個体ですが、色はいっぱしです。
→ アカボウズハゼ Sicyopus zosterophorum (Bleeker,1857) 西表島(2015/11/01) 1
今日も遭遇できました、カエルハゼです。
一時期あまり見かけませんでしたが、ここ2年ほどは遭遇率が上がった気がします。
口髭でも付けたかのような顔がトレードマークです。
→ カエルハゼ Sicyopus leprurus Sakai et Nakamura, 1979 西表島(2015/11/01) 1
少し暗くなってきた頃ですが、こいつに遭遇しました。
ハヤセボウズハゼです。
ちょっとピンぼけですね。
あまり好天で無い日の夕方近くなど、被写界深度も浅く時に撮影限界を感じる事があります。
好みでは無いのですが、ISOを上げるとかも考えたほうが良いかもしれません。
→ ハヤセボウズハゼ Stiphodon imperiorientis 西表島(2015/11/01) 1
ハウジングのアームに取り付けたカバーを固定するパーツが、いつの間にか1つ欠落してしまいました。
西表の川にゴミを置いてきてしまいました・・・
撮影はできていませんが、久しぶりに正面から突きにくるキバラヨシノボリとも遭遇しました。
水中でしばしにらめっこをしてみましたが、興味津々な顔つきが可笑しくもあり可愛くもあります。
こんな小魚が末永く暮らしていけるよう、河川環境が今後も残される事を願います。
全国津々浦々、どこでも開発の手が入っているのですから、ここくらい手つかずでいいんじゃないですかね?
自然を守るとは人が手を付けないということだと思います。
前日の川でも思ったのですが、やはり魚は少なめな気がしました。
明日の川探索に期待しましょうかね。
装備を収納して撤収、宿へと向かいます。
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11/01、西表島2日目の川探索です。
宿を出ると朝の船浦に行き、水を湛えた景色を楽しみました。
その後は気合を入れ直し、川探索へと出発します。
まずは、ナンヨウボウスハゼです。
なかなか良い色のブルーナンヨウを、比較的すぐに見つけました。
非常に数の少ない希少種を見つけるのはもちろん楽しいです。
でも、西表島の川の主役は普通種のナンヨウボウハゼではないかなーと思う事もあります。
普通に居るので容易に見つけられ、その分じっくり観察・撮影ができます。
それでいて、婚姻色MAXの時の綺麗さはコンテリにだって負けておりません。
南方系の小型ボウズハゼ類にとって、沖縄でさえ原産地よりはるか北の地です。
そんな場所でしっかり多数派を形成できるのですから、タフな連中なのです。
2匹の青色系ナンヨウボウズハゼに、1匹のオレンジ色系ナンヨウボウズハゼがプレッシャーをかけられているかのような構図です。
両者の間に遺伝的な差異は無く、同じナンヨウボウズハゼです。
しかも真っ青だった個体がいつの間にかオレンジ色になっていたり、その逆もあったりと不思議な魚です。
ちなみに真ん中で背鰭を立てているオレンジ系のような個体を、僕はジミーくんと呼んでおります。(笑)
→ ナンヨウボウズハゼ Stiphodon percnopterygionus 西表島(2015/11/01) 1
隠れ家から出てきたかのような、コンジンテナガエビです。
西表島の川では珍しい存在では無く、どこに行っても簡単に見かけるエビさんです。
かなり大きくなり、いきなりダッシュされると、こっちがビックリします。
聞くところによると、けっこう美味しいそうです。(僕は食べませんが)
→ コンジンテナガエビ Macrobrachium lar (Fabricius, 1798) 西表島(2015/11/01) 1
ヒスイボウズハゼです。
2012年頃でしたか、沖縄本島でけっこう大当たりだった年がありました。
そもそも、西表島ではさほど見かけなかったのですが、コンテリ同様にヒスイも少なくなった印象があります。
そのうちまた加入するだろうと思っていましたが、数年が経過してしまいました。
→ ヒスイボウズハゼ Stiphodon alcedo 西表島(2015/11/01) 1
泳いでいるコンテリボウズハゼです。
警戒しているコンテリは一直線にダッシュで逃げるので、1度警戒されてしまったらお手上げです。
悪戦苦闘の末、撮った数枚の画像からもう1枚貼っておきます。
どうも、こいつ目つきが悪いような気がします。
オマエ、ヤンキーか?(笑)
→ コンテリボウズハゼ Stiphodon atropurpureus 西表島(2015/11/01) 1
ヨロイボウズハゼです。
画像だけでは解りにくいかもしれませんが、けっこうチビっ子です。
すぐに逃げてしまいましたが、数枚撮らせてくれました。
大きくなったら、また会おう。(笑)
→ ヨロイボウズハゼ Lentipes armatus Sakai et Nakamura, 1979 西表島(2015/11/01) 1
アカボウズハゼの女子です。
小型ボウズハゼ類の女子は地味なお魚です。
けっこう識別は難しいです。
アカボウズ男子も現れました。
やや小ぶりな個体ですが、色はいっぱしです。
→ アカボウズハゼ Sicyopus zosterophorum (Bleeker,1857) 西表島(2015/11/01) 1
今日も遭遇できました、カエルハゼです。
一時期あまり見かけませんでしたが、ここ2年ほどは遭遇率が上がった気がします。
口髭でも付けたかのような顔がトレードマークです。
→ カエルハゼ Sicyopus leprurus Sakai et Nakamura, 1979 西表島(2015/11/01) 1
少し暗くなってきた頃ですが、こいつに遭遇しました。
ハヤセボウズハゼです。
ちょっとピンぼけですね。
あまり好天で無い日の夕方近くなど、被写界深度も浅く時に撮影限界を感じる事があります。
好みでは無いのですが、ISOを上げるとかも考えたほうが良いかもしれません。
→ ハヤセボウズハゼ Stiphodon imperiorientis 西表島(2015/11/01) 1
ハウジングのアームに取り付けたカバーを固定するパーツが、いつの間にか1つ欠落してしまいました。
西表の川にゴミを置いてきてしまいました・・・
撮影はできていませんが、久しぶりに正面から突きにくるキバラヨシノボリとも遭遇しました。
水中でしばしにらめっこをしてみましたが、興味津々な顔つきが可笑しくもあり可愛くもあります。
こんな小魚が末永く暮らしていけるよう、河川環境が今後も残される事を願います。
全国津々浦々、どこでも開発の手が入っているのですから、ここくらい手つかずでいいんじゃないですかね?
自然を守るとは人が手を付けないということだと思います。
前日の川でも思ったのですが、やはり魚は少なめな気がしました。
明日の川探索に期待しましょうかね。
装備を収納して撤収、宿へと向かいます。
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