8.ボウズハゼ
ボウズハゼは、川の中流から上流に住んでいるハゼの仲間です。
名前は、お坊さんのような丸い頭をしていて、岩などに着いた藻類を食べる(お坊さんは元々肉は食べない)ことなどに由来すると言われています。
多くの人がイメージするであろうと思われるハゼの姿とは少し違った印象を受けるかもしれません。
ハゼ亜目ハゼ科ボウズハゼ亜科ボウズハゼ属に属しますが、ボウズハゼ属には、「ボウズハゼ」と「ルリボウズハゼ」の2種が存在します。
このように、眠くなりそうなお話を最初に持ってきたのは、ヨシノボリ類が同じヨシノボリ属のお魚であるのに対して、ボウズハゼの仲間はいくつかの属に分かれているからです。
さらに、ヨシノボリとは異なり「ボウズハゼ」という名の魚が存在しています。
今後扱っていくボウズハゼは、「ボウズハゼ」1種に限らず、ハゼ亜目ハゼ科ボウズハゼ亜科の他のお魚の事を含みます。
以後「ボウズハゼ」1種に限らない場合は、ボウズハゼ類と書く事にしますね。
ボウズハゼ類は、多くのヨシノボリ類と同様に、「両側回遊」型、つまり川で生まれた仔魚が海へと下り再び川を遡上するというの生活史を持っています。
ボウズハゼ類の代表選手的な「ボウズハゼ」ですが、風貌はややキテレツで、大きくなるとちょっとグロテスクかもしれません。
成長すると20cm程になります。
食性が似ているせいかアユの友釣りの外道として釣れる事があり、アユ釣りさんからは嫌われているようで、ボロクソに書かれているサイトを見た事があります。
(アユが何様だ・・・ボソッ・笑)
流れの速い場所に多く、そのせいかハゼにしては動きの素早い魚です。
僕は、ヨシノボリ類に続いて「ボウズハゼ」に興味を持ち、その姿を求めてアチコチ探索しに行った事があります。
後に案外近くに生息している事を知りガクッときましたが、「ボウズハゼ」探しの過程で新しくヨシノボリ類のポイントを発見する事もあり、見聞を広げるのにも役に立ちました。
お魚の事を知るのは、やはりフィールドに出て、自分の足で探し、自分の目でしっかり見ることが大切だと思います。
人にチカラを貸して頂くのがダメとは言いませんが、何ごとも人頼みでは結局身に付きません。
沖縄など南の島の川には「ナンヨウボウズハゼ」という小型のボウズハゼ類が居ます。
姿かたちは「ボウズハゼ」に似ているのですが体色が綺麗な魚で、見た印象はけっこうトロピカルです。
「ボウズハゼ」よりかなり小さな魚なので、便宜上、小型ボウズハゼ類と表現する事もあるかもしれません。
僕が沖縄へ行くようになったのも最初は「ナンヨウボウズハゼ」が目的でした。
そんな背景もあって、このブログに登場するボウズハゼ類は、圧倒的に南方系の小型ボウズハゼ類が多いです。
この記事で「ボウズハゼ」を取り上げたのは「ナンヨウボズハゼ」をはじめとする南方系の小型ボウズハゼ類のお話をするための前触れのような感じでもあります。
前述のように、ボウズハゼ類は複数の属に分かれていますので、まずは分類的なところをお話する事にしましょう。
「各種ヨシノボリ」に戻る
「ボウズハゼ類の分類」に続く
ボウズハゼは、川の中流から上流に住んでいるハゼの仲間です。
名前は、お坊さんのような丸い頭をしていて、岩などに着いた藻類を食べる(お坊さんは元々肉は食べない)ことなどに由来すると言われています。
多くの人がイメージするであろうと思われるハゼの姿とは少し違った印象を受けるかもしれません。
ハゼ亜目ハゼ科ボウズハゼ亜科ボウズハゼ属に属しますが、ボウズハゼ属には、「ボウズハゼ」と「ルリボウズハゼ」の2種が存在します。
このように、眠くなりそうなお話を最初に持ってきたのは、ヨシノボリ類が同じヨシノボリ属のお魚であるのに対して、ボウズハゼの仲間はいくつかの属に分かれているからです。
さらに、ヨシノボリとは異なり「ボウズハゼ」という名の魚が存在しています。
今後扱っていくボウズハゼは、「ボウズハゼ」1種に限らず、ハゼ亜目ハゼ科ボウズハゼ亜科の他のお魚の事を含みます。
以後「ボウズハゼ」1種に限らない場合は、ボウズハゼ類と書く事にしますね。
ボウズハゼ類は、多くのヨシノボリ類と同様に、「両側回遊」型、つまり川で生まれた仔魚が海へと下り再び川を遡上するというの生活史を持っています。
ボウズハゼ類の代表選手的な「ボウズハゼ」ですが、風貌はややキテレツで、大きくなるとちょっとグロテスクかもしれません。
成長すると20cm程になります。
食性が似ているせいかアユの友釣りの外道として釣れる事があり、アユ釣りさんからは嫌われているようで、ボロクソに書かれているサイトを見た事があります。
(アユが何様だ・・・ボソッ・笑)
流れの速い場所に多く、そのせいかハゼにしては動きの素早い魚です。
僕は、ヨシノボリ類に続いて「ボウズハゼ」に興味を持ち、その姿を求めてアチコチ探索しに行った事があります。
後に案外近くに生息している事を知りガクッときましたが、「ボウズハゼ」探しの過程で新しくヨシノボリ類のポイントを発見する事もあり、見聞を広げるのにも役に立ちました。
お魚の事を知るのは、やはりフィールドに出て、自分の足で探し、自分の目でしっかり見ることが大切だと思います。
人にチカラを貸して頂くのがダメとは言いませんが、何ごとも人頼みでは結局身に付きません。
沖縄など南の島の川には「ナンヨウボウズハゼ」という小型のボウズハゼ類が居ます。
姿かたちは「ボウズハゼ」に似ているのですが体色が綺麗な魚で、見た印象はけっこうトロピカルです。
「ボウズハゼ」よりかなり小さな魚なので、便宜上、小型ボウズハゼ類と表現する事もあるかもしれません。
僕が沖縄へ行くようになったのも最初は「ナンヨウボウズハゼ」が目的でした。
そんな背景もあって、このブログに登場するボウズハゼ類は、圧倒的に南方系の小型ボウズハゼ類が多いです。
この記事で「ボウズハゼ」を取り上げたのは「ナンヨウボズハゼ」をはじめとする南方系の小型ボウズハゼ類のお話をするための前触れのような感じでもあります。
前述のように、ボウズハゼ類は複数の属に分かれていますので、まずは分類的なところをお話する事にしましょう。
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