5.淡水に住むハゼ
淡水域(川・湖・池など)に住むハゼといっても、一生を淡水域で過すもの、川と海を行ったり来たりするもの、汽水域(河口に近く海水と淡水の交じり合う所)に住んでいるものなど、生活域はさまざまです。
川に住んでいるハゼの比較的多くの種は、海と川を行ったり来たりするタイプです。
このように、川と海を移動する(回遊する)事を「通し回遊」といいます。
「通し回遊」の中でも、卵から孵った仔魚が海に下り、しばらく浮遊生活をした後、また川を遡ってくるような形態を「両側回遊」といいます。
当然、成魚は普段川に住んでいて、産卵も川で行われます。
何らかの理由で、仔魚が海に下れなかったりする事を「陸封」などといいます。
本来、海に下るはずの種が陸封された場合、個体サイズは小さくなる傾向があります。
これから触れる「ヨシノボリ類」や「ボウズハゼ類」も基本的には両側回遊を行う魚です。
淡水魚といっても、海との関わりの深い魚なのです。
ハゼ類の話に限らず、多くの川は海と繋がっており、源流は山の奥であったりもします。
山や森、そして海と密接に関わりがあるのが川という環境なのです。
「ハゼとは?」に戻る
「ヨシノボリ」に続く
淡水域(川・湖・池など)に住むハゼといっても、一生を淡水域で過すもの、川と海を行ったり来たりするもの、汽水域(河口に近く海水と淡水の交じり合う所)に住んでいるものなど、生活域はさまざまです。
川に住んでいるハゼの比較的多くの種は、海と川を行ったり来たりするタイプです。
このように、川と海を移動する(回遊する)事を「通し回遊」といいます。
「通し回遊」の中でも、卵から孵った仔魚が海に下り、しばらく浮遊生活をした後、また川を遡ってくるような形態を「両側回遊」といいます。
当然、成魚は普段川に住んでいて、産卵も川で行われます。
何らかの理由で、仔魚が海に下れなかったりする事を「陸封」などといいます。
本来、海に下るはずの種が陸封された場合、個体サイズは小さくなる傾向があります。
これから触れる「ヨシノボリ類」や「ボウズハゼ類」も基本的には両側回遊を行う魚です。
淡水魚といっても、海との関わりの深い魚なのです。
ハゼ類の話に限らず、多くの川は海と繋がっており、源流は山の奥であったりもします。
山や森、そして海と密接に関わりがあるのが川という環境なのです。
「ハゼとは?」に戻る
「ヨシノボリ」に続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます