八重山遠征 （２０１５／１０／２９～１１／０５） １０／３１ 西表島の川探索 １

八重山遠征　（２０１５／１０／２９～１１／０５）。
１０／３１、西表島１日目の川探索です。

川に入ります。
上陸して少し時間が経ってしまいましたが、ここからが本番です。

まず水中にカメラを沈めて水漏れがないかチェックします。
まぁ、儀式のようなものですね。

ハウジング内に水が浸水していないことをチェック。
川探索が始まります。





まずはご存じシマヨシノボリです。
どこでも良く見る顔なので、あまり楽しくはないのですが・・・・
八重山のシマヨシは頬のミミズ状の模様の中に青い色が出ます。

最近ちょっと気になってるんですよね。

→　シマヨシノボリ　Rhinogobius sp.CB　西表島（２０１５／１０／３１）　１





ナンヨウボウズハゼです。
ＭＡＸではありませんが、程々良い色が出ております。
普通種（沖縄では）といって侮る事なかれ、なかなか綺麗なお魚です。





こちらはナンヨウボウズハゼの女子。

群れていたのですが、僕が近寄ったので他の個体は逃げてしまいました。
ちょっとトロい子ですが、そこがまた可愛い。（笑）
良いモデルさんでもあります。

→　ナンヨウボウズハゼ　Stiphodon percnopterygionus　西表島（２０１５／１０／３１）　１





同じく女子ですが、こちらはアカボウズハゼです。
小型ボウズハゼ類は、おおむね女子の方が地味で、綺麗な色が出ているのは男子です。
色を出して、彼女の気を引こうとする訳ですが、その求愛は涙ぐましいくらい一生懸命です。

我が身を振り返り、ここまで女性に一生懸命アピールしたことがあったかな？
なんとなく、ハゼにも劣るような気がします。（笑）





アカボウズハゼの男子です。
物陰からそっと顔を出し・・・の図。（笑）
アカボウズハゼは、なかなかどうして愛嬌のあるお魚なのです。





長い口髭があるかのような顔のカエルハゼです。
この日のカエルハゼは愛想無しで、あんまり撮らせてくれませんでした。

→　カエルハゼ　Sicyopus leprurus Sakai et Nakamura, 1979　西表島（２０１５／１０／３１）　１





ヒラヨシノボリです。
なかなかスマートなヨシノボリでイケメン揃いですよ。

→　ヒラヨシノボリ　Rhinogobius sp. DL　西表島（２０１５／１０／３１）　１





こちらはキバラヨシノボリだと思います。
クロヨシとキバラは時にどっちだか迷ってしまう個体も存在します。
西表島のキバラヨシノボリは面白い魚で、僕は２回ほど指先を突っつかれた事があります。

鼻先を突っつくとスタコラ逃げていきます。
僕が美味しくない事は確認済みなのか、長居は無用って感じです。





被写界深度がかなり浅いですが、顔のアップを撮ってみました。
晴天だった石垣島と違い、今回の西表島は雨交じりの空模様です。
ちょっと暗いな。

→　キバラヨシノボリ　Rhinogobius sp.YB　西表島（２０１５／１０／３１）　１





ふたたび、アカボウズハゼの登場です。

→　アカボウズハゼ　Sicyopus zosterophorum (Bleeker,1857)　西表島（２０１５／１０／３１）　１

山陰で暗いので、少し早目に撤収体制に入ります。





ボウズハゼを撮ってみました。
八重山に来ると目に入らなくなる魚なんですが、今回は少し撮っておきました。
前に八重山でボウズハゼを撮影したのがいつだったかは、はっきり覚えていないですね。

内地なら撮った事がありますが・・・

→　ボウズハゼ　Sicyopterus japonicus (Tanaka, 1909)　西表島（２０１５／１０／３１）　１

全体的に魚が少ない印象を受けました。
天候のせいなのかどうか良くは解りませんが、モチベーションは下がりますね。

前日の川探索時に好天だったので、余計にその感があります。
明日の川はどうなるかな？

クルマのところへ戻ると宿に向かって出発です。
その前にいつもの場所へ寄りますが・・・（笑）

西表島の初日が暮れていきます。


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