①価格
Windows 10 Home:価格が安やいです。
Windows 10 Pro:Homeよりも9000円程度高くなります。
②機能
Windows 10 Home:主に家庭で、Webページ閲覧・メール・ゲーム・文書作成といった一般的な用途にパソコンを利用する場合です。
Windows 10 Pro:ビジネス向けに作られているため、ID、セキュリティ、生産性を同時に実現できます。パソコンを仕事で利用している、企業で複数台導入するような場合です。
Windows 10 homeの主な機能
※Windows Hello
顔認証・指紋・PINを利用してロックを解除
※Cortana
音声認識機能付きのアシスタント機能
※Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
Internet Explorerの後継となるWindows 10 のための高速ブラウザ。
※CoContinuum
Windows 10搭載PCと同じようにキーボードのショートカットなどを使うことが可能で、WindowsアプリがPC版と同じように動作できる。
Windows 10 proの主な機能
※Windows Update for Business
「Windows Update for Business」という機能を使用する事により、マイクロソフトによる最新技術へアクセスできたり、更新プログラムの展開の管理や配信がなされます。
また、更新プログラムが自動でアップデートされる方法に変わって、任意のタイミングでアップデートできるように変更することができます。
※Windows Remote Desktop
「Windows Remote Desktop」という機能では、Windows7やWindows8などの古いバージョンのパソコンとWindows10パソコンとを接続することによって、古いOSのパソコンでもWindows10を使う方法が可能になります。
※Bit Locker
「Bit Locker」機能では、USBメモリやDVD-ROMなどのストレージのデータを暗号化することにより保護することができます。
保護したいドライブを選択して「Bit Locker」を有効に設定することで、他のユーザーはシステムやデータにアクセスすることができないため、外部からの不正アクセスを防ぐことができます。
※Hyper-V
Windows10上で仮想環境を構築したい場合に便利な機能が、Hyper-V機能です。この機能により、各仮想マシンが仮想ハードウェア上で実行され、仮想マシンに追加できる様々な仮想デバイスを作成することが可能になります。
複数の仮想マシンを使う方法により、複数のOSでソフトウェア動作の確認を実行することができます。
※Business Store for Windows 10
「Business Store for Windows10」とは、ビジネスシーンや教育機関向けに開発・設計されているWindowsアプリを検索・インストールすることなどができるプラットフォームの事です。
以上はWindows 10 HomeとProの主な違いとなります。
まとめ:
Windows 10のどのエディションが最適かはWindows 10を使用するデバイスやシーンの違いやビジネス機能が必要なのかなど、個々人の利用理由や状況によるため一概には言えませんが、Windows 10 Pro版の機能は圧倒的なメリットがあるのは事実です。
販売店(実店舗)やネット通販サイトによって価格は異なりますが、概ね5,000~8,000円ほどProエディションのWindows OSの方が、Homeエディションよりも高いと考えて良いでしょう。
ProはHomeの機能をすべて持っており、価格差もそれほど大きくはないため、「迷ったらPro」と考えてもいいかもしれません。
なお、Homeを使っている場合でも、あとからProへのアップグレード(有償)を行うことが可能です。
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