百鬼夜行の少年―鏡ヶ原遺聞〈壱ノ巻〉 (C・NOVELSファンタジア) [単行本]
天堂 里砂 (著)
天堂さんの新刊です(って、もう1ヶ月も経ってますが)。
副題みて「おお?」と思う人は同郷かも(笑)
妖怪ものです。
しかしこの妖怪たちがかなり賑やかというか個性的というか変…いや、楽しい方々です。振り回される主人公は大変だけど意外とたくましい(笑)。子供らしい悩み抱えてたり、思春期らしく傷付きやすかったりするけど、卑屈になってないとこがいいです。夢見がちなわけでもなく、周りを見て現実をちゃんと見てる。でも自分に関することは見え難いんだよねえ…誰でもそうだけどね。主人公の目線の高さが好感持てました。
そして神宮司はかっこいいね!
妖怪達はとにかく賑やかですが私は渋いタビがお気に入りです次巻で出番増えないかな。
まあやっぱりひとりは良くないです。
妖怪だろうと人だろうと、関わり合ってすったもんだするのが良いです。
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