日本が日本である中心が天皇陛下である。
諸外国では一つの国へまとまっていくときに、相対する勢力を滅ぼしてきたことが多い。
日本では、相対する勢力の力をそぎ、婚姻することで取り込んできていることが多い。
結果、イギリスでは、ウエールズやスコットランドのイングランドに対する反発が今でも強く残っている。
日本では婚姻で結ぶことで相対する勢力の文化も取り込んできたことで、同族意識が残り、反発する勢力が少なくなった。
そして、現在は法律上の皇族は少なくなっているが、江戸期以前からの日本人であれば、どこかで天皇家と繋がっていることが多いと思う。血縁の距離が離れるほど、中央から落ち延びるほど、そういう伝承が途絶えていく。
それでも、南朝方の家も、代々続いている。
法律で定めなくても、皇室やその一族の文化は続き、日本国の精神的なよりどころであることには変わりないだろう。
法律よりも先に皇室があったのだ。日本の文化伝統も法律よりも先に合ったものである。
東京が首都になって、関西から関東への人口流出は、日本建国以前の日高見国の時代に近くなっている部分もある。
更にその昔からの文化や伝統を繋いできているのが皇室や公家であり、日本が日本である源である。
天皇陛下が皇太子さまであるときにお話したことがあるが、その一貫性から発露される力強さは、今までにあった人の中で最高であった。凄かった。
これがまさに、王様のエネルギーなんだと感じた。
人生のコンサルタント
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