山葡萄の実が生りました。実がなっているのは今までなかなか見られませんでしたが今年はよく実っているようです。時より食べられているところを見ると、鳥か?熊か?食べてるんでしょう。山葡萄が豊作な年は熊が早く里に下りてくるとか。まぁここは元々里でなく山ですから。今日の一句。
「山ぶどう、山どうぶつに、恵みなれ」
貴重な山葡萄の実、山の動物たちにしっかり食べてもらえるといいなぁ。
名前の知らない山野草は結構あります。この花もそのひとつ。
人知れず、ひっそりと、でもとても可憐な花を咲かせているんですよね。とても可愛いです。こんな山野草も花が付くまでは単なる雑草としか見られない。でも何年も見ているうちに雑草のうちに分かる様になるんですよね。これから図鑑で調べてみようと思います。では一句。 「人知れず、咲く山野草、名前なし」
どんな小さな雑草でも名前があるんですよね。全く話は違うけどそう言えば、昔アメリカとう言うバンドの「名前のない馬」と言う名曲があったなぁ。久々に聞きたくなりました。
今日はいつも社会福祉協議会の男の料理教室なんですが、特別企画で藁のスリッパ作りをしました。開田のおじいちゃんたちと一緒になってやり始めましたが、基本的な藁をよることが出来ませんでした。おじいちゃんたちもやり始めると真剣です。この藁のスリッパ一部では「するめ」と言うらしく、雪のない時期のちょっとした外履きになっていたそうです。今で言う突っ掛けですな。こんな一時も楽しいもんです。さてでは一句。「藁よりて、先人の知恵、伝えゆく、我も小さな、時のつむぎ手」 昔の人は偉かった!
世間では秋の始まりで、秋桜と書くコスモスはこれからなんでしょうが、ここ開田高原ではもう終わりのようです。日の光もかなり傾いた斜光といった光。だからやわらかくていい光なんですよね。ではでは一句。 「コスモスの、影揺れてみる、秋の風」 やわらかい秋の風が吹いてきました。