今週の火曜日に有志で森林鉄道の調査に行ってきました。
辺りはもう既に枯葉も落ちてもう冬はすぐそこと言った感じの林道を4人で、背丈もある熊笹を薮こぎしながらの進軍で、皆相当疲れましたが、達成感もひとしおでした。
内容はまた今度お伝えすることして、今日の一句。
『苔積もる、枕木、けんち、林鉄に』
森林鉄道のレールを敷設する際に山を切り開き、崩れないように石垣を組んで行きました。この石垣の石には川から運んだ丸い石や、“けんち石”と言われる四角く切ったものが使用されていて、林鉄跡であることがすぐ分かります。この石組みを見る度に、昔の人はすごいなぁ~と感心するのです。
今日も路面は薄っすら積もる雪の朝。
毎日うちから旭ヶ丘のバス停までの4キロ弱の道のりを岳と二人で通学付き添いです。
家からバス停までずっと雪道にキツネの足跡が続いています。本当にずーっとですよ。
ぼくたちが歩く前に必ずずーっと下まで歩いていっているのです。
キツネも毎日通学してるのかも???キツネの学校にね。
そんな空想をしながら歩いていると寒さも忘れバス停に着いています。
写真はキツネの真っ直ぐ足跡をリスが横切っている足跡です。
そう言えばこの頃はみんな携帯やパソコンの世界で、小説とかもネット小説になって、『空想する』なんて事しなくなっているような気がします。
昔はよく通学で道草しながら、いろんな空想をして歩いたもんですがねぇ。
それでは一句しましょう。 『空想に、心身ともに、癒されて』
何もないから出来る事って、ありますよね。
唐松の紅葉もピークを過ぎ、どんどん落葉して道路はゴールドのジュータンです。
滑るから気をつけて!という声もありますが、唐松の落ち葉を巻き上げて通り過ぎる様は何か好きです。
秋の一句。 『落ちて尚、秋楽します、落葉樹』
落葉針葉樹の唐松は、何やら味がありますなぁ~。
岳の下校付き添いウォーキングも、葉が落ちて目は足元へ。
♪ガサー、ガサー♪と落ち葉の海の中をすり足で感触と音を楽しみながら歩きます。
落ち葉の一句 『集まって、騒いでいる葉、オフ会よ!』
葉っぱも樹にくっ付いている頃は、他の葉っぱや枝や実と木のネットワークで繋がっているけど、枯葉になって落ちると、まるでオフミーティングしているみたいです。
通りでカサコソカサコソ、騒がしいわけですね。
唐松ますますゴールドになってきて、開田高原全体がゴールドです。
御嶽山にもう少し沢山雪が付くと更に絵になるんですよねぇー。
秋の一句。
『心(しん)ひとつ、青空光る、唐松の、金と見るなら、輝きの秋』
秋、金色に光る唐松ですが、「赤茶色に錆びている様に見える」という人もいます。
ココロモチ1つで見え方が違うもんですね。しかし、他の木の茶色の枯葉とは明らかに違う色だと思うんですがねぇ。どうでしょう?