ヒトヒロの上五島釣り日記

上五島の磯釣り模様

今日は釣りもおやすみ

2008-01-27 | 釣り
今日は休日ながら釣りにはいかずゆっくりして道具の手入れをする。
ウキの傷をみながら「痛みに耐えてよく頑張った!」とこの歴戦の勇者たちに感謝を申し上げる。
釣りをはじめて20年。はじめの頃は白くて丸いポリバケツに撒餌のみ入れて、集魚剤とか入れたりはしなかったし、まだ当時は普及していなかったと思う。入れるものはせいぜいチヌの頃に麦を入れるぐらいだった。今や集魚剤の多さといったらすごいものだ。よく研究もされていると思う。
そのバケツと竿を1本持って、週末になるとあちこちと地磯めぐりをしていた。また職場の仲間と釣りサークルを作って釣り大会を開催したり、行けばその夜は飲み会だったり楽しい限りだった。
数々の名場面を思い出すけど、笑えたのは鉄○師匠と熊高地磯でのチヌ釣りだ。タモ入れがままならない頃で、私が先にチヌをかけ、師匠がタモ入れをしてやろうとしていたら師匠にもチヌが掛かった。ダブルで掛かってまず師匠自らチヌをタモ入れしようとしたら、タモがするりと抜けてチャポンと海中へ、「わーどげんするね」と思いきや、師匠は浮いてるタモにチヌを上手に入れてゆっくりとタモごとチヌを回収することに成功したのだ。その間、私はじっとふんばりながら師匠のタモがくるのを待って取り込みに成功したのだ。
これには2人で大笑いしながらチヌをゲットできたことに一安堵したこともあった。
 さあ、今年もはじまったばかり、まだ、クロは抱卵していないみたいで来月くらいかな。クロには悪いけれど、脂がのって実に美味しい季節になる。
 来週は釣行する予定だ。頑張るぞー!

今回の釣果はなんだろう

2008-01-20 | 釣り
先週の釣果に満足しないまま悶々と仕事をし、週末を迎える。
土曜日までは天気もよく、日曜からは雨になるとの予報。こうなると土曜日しかないわけで、金曜日は餌の買出しに道具の整理になる。この時間からワクワクしてくる。
噂では上五島ツルセドから佐尾鼻にかけて先週はキロ級だったらしい。ので、自らも体験すべき桐古里を「明日香丸」で8時に出港する。
 今日の同行者は永○氏、鉄○氏、武○氏、白○氏、三○氏のいずれもつわものだ。
 ツルセド内側に上磯! えさ作り、仕掛け作り、深みがあるので浮力0のフリーで静めていく。グッ!沈むウキ!あがってきたのは木っ端のクロ。続いてはごつごつとくる引きと突っ込みだったのはバリバリのバリ。そんなバリに罵詈雑言を放つ。潮が足元にあたってくる。ウキが手前に戻ってくる。餌盗りのタカベが群れている。「駄目だなー」と思っていると、船がとなりに上がった鉄○氏を回収している。「おーい 代わらんかい?」の言葉で磯を代えて、孤島の若松ヘボ島へ上がる。
 ヘボ島は複雑な潮の流れと強い北風の中での釣りになる。先に上がっていたN氏からは「何もつれんぞー」と悲しい携帯の知らせ。確かに数投しても餌はついたままだ。どんどん深めに沈ませていくと、もぞもぞとするウキ。軽く止めて誘うとジワーッと沈んでいく。仕掛けをあわせるとグットくる重量感だ。来た来た来たー 重い!あがるだろうか。竿2号 ハリス2号だ。ゆっくりと浮かせてくると白い魚体である。正体は1.35キロの真鯛でした。
 ヘボ島ではこれのみで、1時間ほど辛抱すると、鉄○氏またもや瀬代わり準備。今度は佐尾方面に戻って太郎瀬に上磯する。私はここでは木っ端クロばかりだけど、鉄○氏は瀬代わり3回目の効果があり、1.4キロのクロを見事確保できた。
 相変わらず潮の状態が変だったと、皆で帰りの船の中で総括しながら一日の苦労を慰めるのであった。

 でも、釣果よりも一日海を眺めてる この感覚がたまらんのよ~

初釣りいってみましょうっと

2008-01-14 | 釣り
 2008年の初釣は、「釣りに行こう」の誘いで決まったけど。
 前日(12日)は雨模様で北東の風が強い。大丈夫かと思いつつも準備をし、昨日(13日)、瀬渡船出港地に9:00に行って待つ。が、同行者が誰一人としてこない。「こりゃおかしいぞ」とF氏に電話をすると「明日だよ」と言う。「えー・・・ そりゃないよぅ・・・」気合十分気構え壮大に準備してたのに・・・
 仕方がないから別な瀬渡船「鶴丸」へ連絡をし、N氏とどうにか磯へ渡して貰うことになった。しかしまぁ 初回からこれではねぇ。
 上がったところは上五島鯛ノ浦の畑島、水深20メートル、ドン深で常に釣り客が上がる場所だから餌盗りが多い。キタマクラ(毒のあるフグ:食すると死亡して北を枕にするハメになるからキタマクラ)が連続5回ヒット!これはだめだなぁと瀬替りさせてもらった。N氏はそのまま頑張ってみるとのこと。

 今度は地磯側の商人鼻に上がる。 北風があたるけど支障はない様子。撒餌をせっせせっせとやれど、何も反応がない。潮も動かない。
 「クロは今日休息日なのだろうか?」 辛抱しつつ繰り返していると・・・ついにきたのだ。あの魚体が・・ウキがもぞもぞしているのであわせると、グーッと来た。リールから道糸が出て行く・・止められるか! ジーーッとリールがなる。
 次の瞬間プッツン・・・・・言葉なし。あわてて次の仕掛けを作るも大型はこれまで、木っ端のクロちゃんをおかずに釣ってかえって来た。
 初釣は哀しい結果だった。
 でもバラシがあるから止められないんだよね。