会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

国際会計基準「日本版」を新設 日本企業の採用を後押し(産経より)

国際会計基準「日本版」を新設 日本企業の採用を後押し

6月19日開催予定の企業会計審議会で、IFRS導入に関する方針がまとめられる予定とすでに報じられています。この記事では、「日本版IFRS」が新設される(しかもそれがIFRS対応方針の柱になる)とみています。

「金融庁は、企業会計審議会で議論を進めてきた国際会計基準(IFRS)に関する報告書を19日に取りまとめる。日本会計基準に合わせる形で研究開発費の取り扱いを一部修正する「日本版IFRS」を新設するのが柱。日本企業のIFRS採用を後押しする狙い。」

前にも書いたとおり、「日本版IFRS」はIFRSの基準・規定から、日本の産業界や学者の一部が受け入れられないと主張している部分を取り除いたものとなるのでしょう。そうすると、正式版IFRSは無理でも、日本版なら採用を強制しても問題ないはずだという動きになってくるのではないでしょうか。IFRS適用会社の数を増やすためには、それが最も手っ取り早いと金融庁は考えているかもしれません。

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