鹿児島相互信用金庫という信金の40歳の元男性職員が2016年5月から18年3月にかけて累計9480万円を着服、流用していたという記事。
「鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)は26日、40歳の元男性職員が鹿屋支店に勤務していた2016年5月から18年3月にかけて累計9480万円を着服、流用していたと発表した。一部は取引先に「浮き貸し」していたほか、ギャンブルなどの遊興費にも充てていたという。」
「定期預金作成のため預かっていた現金や定期預金の解約金などを着服していたほか、解約のため預かったカードローン口座から不正に引き出すなどしていた。被害者は15顧客36件で、11月21日に「2、3年前に依頼した定期預金の解約金を受け取っていない」との問い合わせがあり、発覚した。現時点の被害金額は2003万円で、同信金が弁済または残高の修正を行うとしている。」
不祥事件の発生について(PDFファイル)
「累計事故金額」は、「現時点 94,806 千円(被害者は 15 顧客、36 件)※うち 47,450 千円(7 顧客、9 件)を浮貸ししておりました」とのことです。
現時点の被害金額と大きな差があるということは、出金、入金をな何度も繰り返して、自転車操業的に不正をやっていたのでしょう。
こちらは12月13日発表分(別の事件)。
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不祥事件の発生について(PDFファイル)
日経記事中でふれている業務改善命令について。
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