サクサホールディングス(東証1部)のプレスリリース。
サクサシステムアメージングという連結⼦会社において、不適切な会計処理に関わる疑義が判明したというものです。
また、これに伴い、6⽉ 26 ⽇開催の定時株主総会について、継続会を開催するとのことです。
「2020 年 6 ⽉ 20 ⽇(⼟)に当社の会計監査⼈である EY 新⽇本有限責任監査法⼈から、当社連結⼦会社であるサクサシステムアメージング株式会社が 2017 年 3 ⽉に計上した仕掛品に関わる不適切な会計処理(開発プロジェクトの中断、規模縮⼩に伴う会計処理)および同社が 2017年 9 ⽉にサクサ株式会社(当社連結⼦会社)に販売したソフトウェアに関わる不適切な会計処理(対象ソフトウェアの実在性有無と架空取引の可能性)への疑念があるとの申し⼊れを受けました。本⽇に⾄るまで疑義に関する社内調査を進めてまいりましたが、本総会までに疑義を完全に払しょくすることができず、決算⼿続を完了することができませんでした。」
なぜ今頃になって、2年以上前の取引が問題になったのかは、よくわかりませんが、リモート監査で、在庫資料とか売掛金明細をじっくり分析していたら、おかしな残高が残っていると気がついたというようなことでしょうか。あるいは、監査人に通報か何かがあったのでしょうか。
会社は、特別調査委員会を6月24日付で設置し、調査させるそうです。
配当も、急遽無配に変更されました。
↓
(変更)剰余⾦の配当に関するお知らせ(PDFファイル)
有報の提出も延期です。
↓
第 17 期有価証券報告書の提出期限延⻑に係る承認に関するお知らせ(PDFファイル)
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