十八親和銀行の元行員、顧客から20年間で数千万円を着服…転勤・転籍後も集金続け入金せず
十八親和銀行の元行員(58歳)が顧客から集金した現金計数千万円を着服していたという記事。20年間も顧客をだましていたそうです。
「発表によると、元行員は約20年前に当時の親和銀行西新支店(福岡市)に勤務していた際に知り合った顧客の男性と銀行休業日に月1回程度面会し、1回あたり20万~25万円を積立定期預金の名目で集金し、口座に入金せず着服していた。転勤などもあったが、昨年12月まで集金を続けており、生活費や自身の借入金返済に充てていたという。被害額は最大で約5000万円が見込まれる。」
20年も続くというのは、信用しきっていたのでしょう。
積み立て預金を20年間着服、十八親和銀の元行員 数千万円被害か(朝日)
「今年1月、別の行員がこの顧客から「長い間、毎月20万円の現金を預けて積み立てている」「毎月、月末近くの土曜日が集金日」という話を聞いて本部に連絡し、不正が発覚した。元行員は不正を認め、生活費や借金返済に充てたと説明。元行員の口座に残っていた約1200万円を顧客に返した。」
元行員による不祥事件の発生について(十八親和銀行)(PDFファイル)
「当行元行員(男性、58歳、ふくおかフィナンシャルグループ関連会社勤務)が、お客さま1名から数千万円程度の現金を着服していたことが判明いたしました。
2025年1月中旬に申し出があったお客さまのお話をもとに内部調査を行ったところ、銀行休業日に積立定期預金の名目で現金を集金する手口で20年程度、着服を繰り返しておりました。なお、着服した金額のうち、1,200万円程度については、既にお客さまに返却しております。
元行員につきましては、本日付で関連会社より懲戒解雇処分となっております。」
こちらも職業倫理に反する犯罪です。
「逮捕容疑は、1月31日午後8時ごろ、住人の80代男性が死亡したとして現場で訪れた東京都大田区のアパートの一室から現金300万円と部屋の合鍵1本を盗むなどした疑い。2月4日には盗んだ合鍵を使って同じ部屋に侵入し、現金2702万円を盗んでいた。」
こちらの事件では、1か月も経たないうちに、犯人の巡査部長が上司に申告して、発覚したそうです。