日本公認会計士協会は、IT委員会研究報告第42号「IT委員会実務指針第6号「ITを利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの識別と評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」に関するQ&A」を、2012年6月5日付で公表しました。
昨年12月に公表されたIT委員会実務指針第6号(IT委員会報告第3号に代わるもの)に対応するQ&Aです。
以下のような構成となっており、全部で35のQ&Aと2つの付録があります。
Ⅰ はじめに
Ⅱ 総論
Ⅲ 監査計画の策定に当たってのITに関する留意事項
Ⅳ 内部統制を含む、企業及び企業環境の理解
Ⅴ 重要な虚偽表示リスクの識別と評価
Ⅵ 評価したリスクに対応する手続
Ⅶ 全般統制の不備対応
Ⅷ 実証手続
Ⅸ 専門家の業務の利用
Ⅹ アウトソーシングの位置付け
ⅩⅠ 監査調書
この報告書の公表をもって、IT委員会研究報告の第31号と第32号は廃止されました。
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