会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

大手監査法人が関係する監査人交代、2件

大手監査法人が関係する監査人交代が2件ありました。1件は大手から中小への交代、もう1件は準大手から大手への交代です。

(1)東邦金属

会計監査人の異動に関するお知らせ

新日本→監査法人和宏事務所、の交代です。

「当社の会計監査人である EY 新日本有限責任監査法人は、2019 年6月 25 日開催予定の第69 回定時株主総会終結の時をもって任期満了となります。これに伴い、監査役会は、現会計監査人の監査継続年数が44年と長期にわたること、並びに監査報酬の改定に鑑み、これを契機として上記 3.の理由により、監査法人和宏事務所をその後任として新たな会計監査人として選任するものであります。 」

同社は、最近、有報等の虚偽記載で、課徴金を課せられています。

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(2)ウィルグルー プ

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

三優監査法人→あずさ、の交代です。

「当社は、会計監査人として三優監査法人を8年の長期にわたり選任してきましたが、海外子会社の増加及び国際財務報告基準(IFRS)の任意適用を契機に、グローバルな監査実施体制を有する会計監査人を選定すべく、当社の会計監査人評価・選定基準に従って同法人を含む複数の監査法人を対象として検討を行いました。」

8年ではちっとも長期ではないような気がしますが...。

IFRS対応ということになると、ビッグ4が安心かもしれません。
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