会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

土地売却申告せず6800万円脱税、大阪の78歳男性を告発(産経より)

土地売却申告せず6800万円脱税、大阪の78歳男性を告発

不動産業の男性(78歳)が、土地売却による所得を確定申告せず、約6800万円を脱税したとして告発されたという記事。

「関係者によると、男性は平成30年12月末までの1年間で、JR鶴橋駅周辺にある大阪市天王寺区内の複数の土地をマンション用地として不動産会社に数億円で売却。このうち約1・6億円を個人で得たが確定申告せず、所得税約6800万円の納付を免れたとしている。」

不動産業の人なら、土地の名義を動かせば、すぐにばれるということは知っていそうなものですが...。

約6800万円を脱税か不動産会社代表を告発(NHK)

「関係者によりますと、××代表は、平成30年にJR鶴橋駅前で開発が進められていたマンションの用地として、9つの土地や建物を買い集め数億円で開発業者に売却しました。

その際に得た利益の1億6000万円余りの所得を税務署に申告しなかったということで、大阪国税局は、所得税およそ6800万円を脱税したとして、所得税法違反の疑いで大阪地方検察庁に告発しました。

脱税で得た資金は、代表の名義の預金口座で保管していたほか、一部は別の不動産の購入に充てていたということです。」

日大理事長をまねて、売る方も買う方も完全に現金取引なら、ばれなかったかもしれません(土地の移動はばれても、金額はごまかせる可能性がなくはない)。
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